エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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米フォーブス誌のMLB最高報酬選手格付けでトップに

 米誌「フォーブス」が行った今年のメジャー最高報酬選手トップ10格付けで、堂々の1位に選出された米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手。これには英国メディアも興味津々のようで、英紙「デイリーメール」も「ショウヘイ・オオタニは今季、記録となる6500万ドルを受け取ることになっている」と題して特集記事を掲載した。推定年収約85億円を「目玉が飛び出るほどの額」と表現。他の選手との圧倒的な差も指摘している。

 話題は大西洋を渡った。デイリーメール紙は、フォーブス誌の「2023年の球界最高報酬選手 ショウヘイ・オオタニはMLB記録で1位の座に」と題する記事を引用し、大谷の年収について特集を組んだ。元記事によると、今季の報酬総額は、税金と代理人手数料を引かれる前の段階で6500万ドル(約85億円)と算出されている。

 同紙は「目玉が飛び出るほどの額にはエンドースメント契約も含まれている」と言及。内訳として、今季年俸の3000万ドル(約40億円)に加え、フィールド外での収入がフォーブス誌の算出で「少なくとも3500万ドル(約45億円)」であることを紹介している。

 最高年収の2位はメッツのマックス・シャーザー投手で総額5930万ドル(約77億5000万円)だが、同紙は「このエンドースメント収入の推計は、オオタニと他の選手との間にかなりの差があることを示している」と指摘。エンドースメント契約に限れば、2位につけているのはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手だが、その額は推定450万ドル(約5億9300万円)と、大谷の3500万ドルに遠く及ばない。

 1月にはニューバランスと契約するなど、スポンサーは年々増加。2021年は600万ドル、2022年は2000万ドルとエンドースメント収入も右肩上がりで上昇している。その人気ぶりは英国も無視できないようだ。

(THE ANSWER編集部)