台湾・高雄産タチウオ7トン、日本に出荷 陳市長、日本語で魅力アピール

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(高雄中央社)南部・高雄市の興達港区漁会(漁協)は15日、タチウオ7トンを日本に向けて出荷した。調理しやすい小分け包装された商品で、日本の家庭用食品市場への進出を図る。陳其邁(ちんきまい)高雄市長は関連の式典で「きらきらと輝くタチウオ、一番最高」と日本語で魅力をアピールした。

同漁会から日本へタチウオが出荷されるのは初めて。メディアの取材を受けた陳氏はタチウオについて、日本のスーパーや電子商取引(EC)の販路開拓を通じて日本の家庭に届けたいと意欲を示した。また高雄では毎年約900トンが水揚げされ、台湾の人々の食卓でよく目にする料理の一つだと述べ「多くの日本の友人たちに高品質の台湾のタチウオを食べてもらいたい」と期待を寄せた。

行政院(内閣)農業委員会漁業署によると、タチウオは台湾近海における主な漁獲物で、最近3年間の平均水揚げ量は1万6千トン。生産額は13億台湾元(約57億円)余りになるという。水揚げの時期は毎年9月から翌年3月ごろまでで、海外輸出では約9割が中国に出荷されていたものの、昨年6月以降、中国が台湾産水産品の輸入を相次いで停止したことを受け、政府は業者の国外市場開拓を後押ししている。

(林巧院進埆検齊藤啓介)