オーガスタ、USGA、全米プロ協会にも波及 LIVゴルフに絡みPGAツアーの「独禁法違反」調査に新たな動き
発端はPGAツアーがメンバーに対し他のツアーでのプレーを制限していることで、LIVゴルフについては、当初から参戦した選手をPGAツアーから排除すると伝えていた。
8月3日、LIVゴルフに参戦するフィル・ミケルソン、ブライソン・デシャンボー(ともに米国)ら11人の選手がPGAツアーを相手に米カリフォルニア州サンホセの地方裁判所に「独禁法違反」として提訴。テーラー・グーチ(米国)らはPGAツアーのプレーオフシリーズへの出場許可も求めたが却下された。同訴訟からはミケルソンら8人の選手が提訴を取り下げたが、グレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務めるLIVゴルフがこの提訴に加わった。
ウォールストリート・ジャーナル紙ではオーガスタ・ナショナルGCらが調査対象になった要因は明らかにしていないが、「独禁法違反」の訴状の中で、オーガスタ・ナショナルGCのフレッド・リドリー会長はLIVゴルフへの移籍を歓迎しないこと、またLIVゴルフ選手がPGA・オブ・アメリカが主催団体の一つである「ライダーカップ」への出場を認めないことが織り込まれていた。
USGAは「われわれは司法省から調査を受けているが、全面的に協力する」としたとされ、またPGA・オブ・アメリカとオーガスタ・ナショナルGCはコメントしていない。
PGAツアーは訴訟が起きる以前から米司法省による独禁法違反に関する調査を受けていることが確認されている。(文・武川玲子=米国在住)
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