蔡総統(左手前)とマーフィー米下院議員(右手前)

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は8日、米国のステファニー・マーフィー下院議員(民主党)率いる超党派の米議員団と北部・台北市の総統府で会談し、台湾は脅迫に屈せず、退かず、積極的に民主主義のパートナーと連携を深めたいと語った。

蔡氏は今回訪台した8人の議員が長期にわたり台米関係や台湾が直面する挑戦に関心を払っていると指摘。台湾が米国から新型コロナウイルスワクチンの供与を受けたり、台湾が米国にマスクを贈ったりしたことを振り返り、善の循環を促進し、双方の関係と友好を深めたと語った。

中国が軍事演習を続ける中でも議員らが訪台したことについては、米国議会の台湾に対する盤石な支持の表れだとして感謝を示した。また民主主義のパートナーと連携を深め、地域の平和と安定を守りたいとした。

台米の経済連携の強化に向けた新協議体「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」の交渉が今秋、正式に開始する見通しになったことについて、双方の経済発展を促すとの認識を示した他、租税協定の締結にも期待を寄せた。

マーフィー氏は、多くの分野で協力の機会があるとし、米国議会は台湾の国際機関へのさらなる参加を訴えるべきだと主張。台湾は国際社会の責任ある一員であることを証明しており、特に公衆衛生問題では適切な時期に国際フォーラムなどに参加すべきだと述べた。

(温貴香/編集:齊藤啓介)