最上級グレード=高く売れる?買う、売る時に得なのは特別仕様車はホント?
車はグレードによって、エアロパーツなど外観の見た目や、シートの材質などインテリアデザインが異なります。
リセールを視野に入れるなら、「最上級・高級グレードのほうが高く売れそう」と思ってしまいがちですが、必ずしも最上級・高級グレードの車が、中古車買取店などへ高く売却できるわけではないようです。
グレードによって将来の売却金額に差が出る可能性が
中古車買取店は査定の際、人気・不人気のグレードを見極めています。
筆者は今まで2台の車を所有。いずれも中古車買取店や自動車オークションサイトの査定を受けた経験があり、うち1台は売却が成立しました。
売却した1台は、スバル インプレッサG4(GJ型)のグレード「2.0i EyeSight」、2013年式。いくつか中古車買取店を自分の足で回り、日本で屈指の中古車販売チェーンである「ビッグモーター」の店舗にて売却しました。
その際、対応してくれた営業スタッフは次のように話していたのを覚えています。
「JAAI(日本自動車査定協会)が定めている「中古自動車査定基準」や、「レッドブック」(有限会社オートガイドが発行している中古車価格の情報専門誌)に掲載されているデータを参考に、お車の状態を見せていただきつつ大まかな金額を提示させていただいています。
レッドブックは、車種ごとに下取りの価格や業者間での取引価格の最新情報が載っているので、お客様の持ち込んだ車種・グレードで調べればすぐに基本的な金額がわかるようになっています。
車の状態によってプラスマイナスとなるポイントを整理して、最終的な査定額をお客様へ提示し、ご納得いただければ売却成立、という流れで対応しています。」
つまり、いくら高いお金を支払って購入した豪華グレードであっても、高く売却できる保証はないと考えるべきでしょう。リセールを視野に入れて新車の購入を考えるなら、中古車で人気や需要があるか、グレードを見極めるのもポイントとなります。
リセールバリューを重視するなら特別仕様車もおすすめ
とある事情で、現在所有しているスバル レガシィB4(4代目・BL型)も査定に出したことがあります。
その際に査定してもらったのが「楽天Carオークション」。ユーザーの車をインターネットで複数の中古車買取店が競争し、最も高い金額を出したお店が買い取るというものです。
サービス出品前に楽天Carオークションのスタッフが自宅に訪問してきて、ユーザーの希望金額を確認し、車両の状態を検査したうえで適正金額を提示してくれるため、車に詳しくない人でも売却しやすいシステムとなっています。
楽天Carオークションのスタッフは次のように教えてくれました。
「新車を購入する際、グレードが複数存在しているなら人気・需要のあるグレードを狙うのも得策ではないでしょうか。
加えて、特殊な装備が付いていたり、需要が高い装備がお得な価格でついていたりする特別仕様車を購入するのも、将来的なリセールバリューが高くなる傾向があります。
例えば、レガシィ(4代目・BL型)でも、”2.0GT specB”というグレードでMT(マニュアルトランスミッション)仕様なら希少価値が高く、昨今MT車が減っていることもあって高値で取引されています。
2008年に限定402台という名目で販売された”S402”と呼ばれる特別仕様車も、その希少性から未だに高値で取引されているようです。」
さらに、上記で挙げた中古車買取店やサービス会社では、人気のあるグレードであっても、走行距離や保管状態、修復歴の有無などで査定額に上下があることに触れていました。
つまり、大切に車を取り扱っているかどうかも、売却時の査定金を決めるポイントといえます。
リセールを見据えて車を購入する際、大切に扱えるかどうかはもちろんのこと、人気・不人気のグレードもチェックしつつ進めてみましょう。
