2016年、パンチパーマにサングラス、ヒョウ柄の衣装を着て「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」というシュールな歌を歌い、大ブレイクしたピコ太郎。

 動画を観たジャスティン・ビーバーのお気に入りとして瞬く間に世界中に拡散され、動画は1億4000万回再生を記録し、時の人となったのは記憶に新しいところだ。

 ピコ太郎の “プロデューサー” を務めるお笑い芸人・古坂大魔王は、6月17日、自身のツイッターでピコ太郎が「ピコスタキッズ」を開設したことを発表した。

《うおお!全世界の良い子達よ! 日本の童謡を古坂大魔王がアレンジ!それを日本語と英語でタミたんとピコたんが歌い踊りまくる世界… その名も… 「ピコスタキッズ」 が、只今19時よりスタート!》

「日本の歌を世界にお届けする」をテーマに、6月17日から自身のYouTubeを子供向けに変更。チャンネル内のコンテンツには、日本語の歌やトークに英語字幕をつけたり、英語でのトークや歌唱など、全世界の子供たちも楽しめる工夫も凝らしていくようだ。

「ピコ太郎は海外でも人気の坂本九の名曲『上を向いて歩こう』を動画で熱唱し、その歌唱力が絶賛されたことがありました。あの独特なキャラクターで日本の童謡を世界に発信すれば、再び注目を浴びるかもしれません」(芸能ライター)

 さっそく、17日には『きしゃポッポ』『おおきくなったらなんになろう』といった定番の童謡を紹介しているが、今のところ再生回数は1000回に満たない動画が多く、“爆死” に近い状況だ。

「『ピコスタキッズ』では、以前から存在が明らかになっていた “ピコ太郎の妻でバツ3だった78歳” 設定の『タミたん』が人形姿でピコ太郎とともにメインを張っています。

 しかし、かわいらしい人形ではあるものの、ピコ太郎と違って見た目のインパクトが弱いため、海外の子供たちはおろか日本の子供たちにも刺さるかどうか……。

 動画では『PPAP〜TAMI Ver.〜』として、本家のアップルとパイナップルの部分をパパイヤとアプリコットに変えて『ペンパパイヤアプリコットペン』と歌い上げていましたが、いささか寒い印象でした」(前出・芸能ライター)

 古坂の妻は元人気レースクイーンの安枝瞳。人形キャラでなく、リアル美人妻で勝負すれば、少なくとも大人は食いつきそうだが……。