中国の二酸化チタン粉末大手、中核鈦白(002145/深セン)は28日に2021年1〜12月期の業績について、純利益が前年同期比で大きく増加するとの予測を発表した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国の二酸化チタン粉末大手、中核鈦白(002145/深セン)は28日に2021年1〜12月期の業績について、純利益が前年同期比で大きく増加するとの予測を発表した。

 中核鈦白は28日の取引終了後に発表した公告で、今年1月1日〜12月31日の純利益予想を11億8800万4600〜14億2560万5500元とし、前年同時期の4億7520万1800元から150〜200%増加するとの見込みを示した。

 また、業績が大きく伸びると予測した理由として、主製品であるルチル型二酸化チタン粉末市場が好況のサイクルにあり、供給が需要に追いつかず販売価格が大きく上昇していること、低価格の原材料を大量に確保することでコストを低減させたことなどを挙げている。

 中核鈦白(中核華原鈦白)は1989年に国営企業・中核四〇四の中に作られた生産機関を前身とし、2001年に株式会社となった。2007年8月に深セン証券取引所メインボードに上場している。甘粛省や安徽省に生産拠点を持ち、主力製品であるルチル型二酸化チタン粉末は年間40万トン以上の生産能力を有する中国屈指の二酸化チタン粉末メーカーである。また、新エネルギー分野への投資も行っており、今年5月には電池製造大手・寧徳時代(300750/深セン)の子会社と太陽光発電、風力発電などのスマートエネルギーを扱う合弁会社の設立を発表した。

 2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比46.77%増の39億8489万元、純利益は同181.37%増の10億172万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)