バルセロナ、歴史上最高のベストイレブン
ヨハン・クライフ監督が率いた「ドリーム・チーム」、そして2000年代中盤からの「ティキ・タカ」、さらにメッシの時代…3つの黄金期を過ごしたバルセロナ。それも終わりを告げたように見える。
今回は『Sportmob』から「バルセロナの歴史上最高のベストイレブン」をご紹介する。
GK:ビクトル・バルデス

ビクトル・バルデスは12年間クラブの黄金期を支えたゴールキーパーだった。あらゆる状況で頼りになるノイアーのような選手ではなかったが、バルセロナのプレースタイルで100%生きた。パズルの最後の1ピースのようだった。
素晴らしい反射神経とビジョンを持ち、そして後方からビルドアップできる能力があった。GKとして世界最高ではなかったが、バルセロナのGKとしては最高だった。そして、誰よりも多くのタイトルを獲得した守護神でもあった。
右SB:ダニ・アウヴェス

きらびやかなキャリアを持っている、サッカーの歴史上最高の右サイドバックだ。プロ選手としての人生で41のタイトルを獲得しており、それは歴史上誰よりも多いものである。
セビージャから加入した彼はバルセロナで101のアシストを記録。とくにリオネル・メッシとの相性は素晴らしいもので、その多くは彼のゴールを演出したパスであった。
左SB:ジョルディ・アルバ

バルセロナのアカデミーであるラ・マシアの出身だが、バレンシアを経て復帰したという珍しいキャリアを持つ。2012年からカンプ・ノウに戻ってきた彼は、それから長く左サイドバックのポジションを確保し、欠かせない選手であり続けた。
スペイン代表でもバルセロナでも多くの試合に出場し続けるタフさも含め、その一貫性は素晴らしいの一言である。数多くのライバルがやってきたが、誰もアルバを追い落とせなかった。
CB:カルレス・プジョル

バルセロナの歴史上で最も象徴的なキャプテン。キャリアのすべてをカンプ・ノウで過ごし、シンボルとして選手生活を終えた。
1999年にデビューしたあと、サイドバックからセンターバックへとポジションを移し、相手のシュートがゴールラインを超えることを阻止するという点にかけては圧倒的な効果性を見せた。ピッチ場で見せる勇敢さと正直さは、これから何十年もの間記憶されるはずだ。
CB:ロナルト・クーマン

ジェラール・ピケも選ぶべきかもしれないが、ここはヨハン・クライフが率いた「ドリーム・チーム」の一員でもあった現監督ロナルト・クーマンを加えよう。守備だけではなく、その大砲のようなキックからゴールを量産した。
350試合に出場して106ゴール。その記録はディフェンダーという範疇を遥かに超えるもので、そのインパクトは世界数々の選手の中でもトップクラスであった。
MF:ヨハン・クライフ

選手として、監督として、バルセロナを変革し、世界のサッカーを変革した人物だ。その業績はまさにオンリーワンである。現代のティキ・タカのスタイルは彼が構想したものがようやく具現化したとも言えるもの。
選手としては圧倒的なビジョンとテクニックを備え、あらゆる攻撃のセンスを高いレベルでコンプリートしていた。残念ながら2016年3月に肺がんのために逝去している。
MF:チャビ・エルナンデス

チャビ・エルナンデスが世界最高のMFだと信じている人も多いだろう。彼の経歴を見れば、その主張を裏付けるものはたくさんある。数多くの国内、国際タイトルを獲得し、常にその中心には彼がいたからだ。
これまで生まれたMFの中で最もクリエイティブな選手の一人であり、現在でも彼ほどスペースを見つけられる者は少ない。2009年と2015年にはクラブで三冠に輝き、スペイン代表でも2回のEUROと1回のワールドカップを制覇した。
MF:アンドレス・イニエスタ

「ドン・アンドレス」はチャビのパートナーとして最高だった。ともに世界を征服したコンビだった。絹のような滑らかなスタイルを持ち、クラブへの献身を欠かさず、ボールを持てば卓越したスキルがあった。
バルセロナで674試合に出場し、57ゴール139アシストを記録。9回のリーガタイトル、4回のチャンピオンズリーグタイトルを獲得し、多くの喝采を受ける中でヴィッセル神戸へと送り出された。
MF:ロナウジーニョ

バルセロナで活躍した期間がわずか5年しかなかったということが信じられない。それほどの存在感があったロナウジーニョ。クラブの歴史を、イメージを大きく変えた。
ボールを持てばできないことは何もなかった。華やかなドリブルから多くのチャンスを作り、94ゴールを決めた。そしてその後をリオネル・メッシに託し、輝かしい姿のままでチームを去っていった。
FW:リオネル・メッシ

バルセロナだけでなく、世界のサッカーの歴史上で最も優れた選手だ。最も難しいことを、最も簡単に見せてしまう。多くの子供が彼をアイドルとし、同じ名前を付けられている。
サッカー界の様々な記録を破ってきた彼はバルセロナの史上最高の得点者であり、誰よりも多くの得点王に輝き、クリスティアーノ・ロナウドの5回を上回る6回のバロンドールを獲得した。
FW:ルイス・スアレス

バルセロナ史上最高のFWの一人として、やはりルイス・スアレスも外すことができない。彼も6シーズンしかバルセロナでプレーしていないにもかかわらず、そのゴール数とアシスト数は圧倒的だった。
リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが争ってきた時代のリーガで、唯一その他に得点王を獲得できたのが彼だった。どれだけ素晴らしい力を持っていたかがわかる。
