「ナンバープレート」の盗難被害が増加! 驚くべき「目的」とは?

海外のオークションサイトで転売されている
そのクルマが登録されていることを示すナンバープレート。そのため、同じ数字を持つナンバープレートは1セットのみということになる。そんなナンバープレートが盗難の標的となっていることをご存じだろうか?
ひと昔前であれば、ナンバープレートを盗難する目的の多くが犯罪に絡むものだった(もちろんナンバープレートを盗難すること自体も犯罪であるが)。
それは犯罪に使用する車両の身元をごまかすために盗難したナンバープレートを装着したり、盗難車に盗んだナンバープレートを装着して走行したり、偽造ナンバープレートを作るベースにしたりといったものだ。
しかし、最近では犯罪目的以外の盗難も増えているという。その理由はというと「転売」なのだ。
日本国内で大っぴらに転売されているところを見かけることは少ないかもしれないが、海外のオークションサイトなどで「JDM PLATE」といった語句で検索すると多くの出品がヒットするのである。

ちなみにJDMとは「Japanese Domestic Market」の頭文字であり、日本市場という意味が転じて今では日本専売品や日本仕様のものを指す用語として広く定着しているワードなのだ。
この語句でヒットする商品のうち、多くは日本のナンバープレートを“模した”ドレスアップパーツなのだが、なかにはどう見ても本物の日本のナンバープレートが紛れているのである。
しかも、価格は安いものでは日本円で数千円のものから、高いものでは5万円オーバーのものまで幅広い。とくに高価なものは、ゾロ目のような分かりやすいものや、「・・14」や「・330」のように特定の車種の型式などを表すものとなっていた。

また、過去には自動車臨時運行許可証(いわゆる仮ナンバー)が出品されていたこともあり、こちらは10万円近い価格となっていたのだ。
当然ながらナンバープレートは廃車にした際に返却しなければならないものだが、じつは2019年からは廃車にした車両についていたナンバープレートを記念所蔵できるようになっており、これはナンバープレートに40ミリほどの大穴が開けられる
しかし、出品されていたナンバープレートはすべてそういった穴が開けられていないことからも、正規の方法で入手したものでないことは明らかなのである。
