【日本代表ニュース】カメルーン代表監督が見た日本代表「戦術を変えてきたのは見て取れたが……」
試合後、カメルーンのダシルバ・オリベイラ監督はにこやかに会見に臨んだ。
「相手が日本代表という世界でも優秀なチームと戦えて、その中で得たものに我々は満足していまして、アフリカ・ネーションズカップに向けていい準備が出来ました。70分までは我々はいいプレーが出来ました。最後は疲れたように見えました。両サイドでゴールチャンスがたくさん生まれたと思っています」
「我々が後半やろうと事前に思っていたのは若い選手と試すことでした。日本が戦術を変えてきたのは分かったのですが、それに何とか対応が出来るという理解でした。対応のために少し攻撃力を失ったのですが、逆に守備面でよく耐えて最後まで試合ができたと思います」
FIFAランクで日本は28位、対するカメルーンは53位。だが日本は試合の大半の部分でペースをつかめなかった。もっともカメルーンの監督が「今日は結果を求めていたわけではなく、チームとしていかに仕事をするかというのを念頭に置いていた試合」だったと語ったのと同じで、日本も久しぶりの代表チームの活動ということでコンビネーションも戦術も探りながらという90分間だった。
日本の課題が多く見つかる試合になったが、後半の修正を見る限り13日のコートジボワール戦ではもう少しチームとして形が出来そうでもあった。なかなか相手のボールを奪えず、攻撃の組み立ても上手くいかなかったという現状に目を向けつつ、失望だけが残った試合だったというわけでもないと言えるだろう。
【取材・文:森雅史/日本蹴球合同会社】
