ピンクとブラウンの組み合わせに、三角の形が特徴的なチョコレート菓子「アポロ」。1969年発売のロングセラー商品で、みなさんも一度は食べたことがあるのではないだろうか。

アポロといえばイチゴ柄のパッケージでお馴染み。しかし2019年10月1日から、発売当初のパッケージが限定商品として売られている。

復刻版は「Apollo」と英語表記でイチゴのイラストなどはなく、現在のものに比べてかっこいいデザインとなっている。

ツイッターではそのパッケージが話題となり、購入する人が続出。

「昔の方がカッコいいやん!」
「初代デザイン初めて見ました〜カッコイイ〜〜〜逆に今の時代にメチャメチャ映えますネこれ」
「アポロの文字が力強い印象。中身はいつもの美味しいアポロです」

といった声が寄せられ、話題となっている。

「デザインを再現するのに苦労しました」


かっこいい(画像は明治提供)

「アポロ」は2019年8月に発売50周年を迎えた。明治の広報担当者に初代パッケージの販売理由を聞くと、

「50周年記念で面白い商品ができないかという話し合いのなかで、原点である初代パッケージ商品が出せたら面白いというアイディアを具現化させた形です」

とのこと。なんと当時のパッケージデータは残っておらず、明治の資料館にあった当時の製品をもとに作成したという。「デザインを再現するのに苦労しました」と担当者は話している。


現在のパッケージ(画像は明治提供)

変わったのはパッケージのみで中身は通常のもの。初代パッケージは全国で、通常パッケージと並行して販売している。限定商品につき完売次第終了となるため、欲しい人は早めに探すのが良いだろう。