電動化時代にエンジン部品の研究開発を強化するデンソー
デンソーは電気自動車(EV)など電動車の市場は急拡大が見込まれるものの、エンジン車の需要もハイブリッド車(HV)を含め底堅く推移するとみている。
デンソーは吸排気や燃料噴射、点火、発電、冷却などのエンジン部品を手がけている。新棟では開発部品を搭載したエンジンを実際に動かし、性能や耐久性を評価する実験を主に手がける。コンピューター利用解析(CAE)などデジタルエンジニアリングの活用も加速し、開発力を高める。
デンソーは5月、エンジン関連部品を手がける愛三工業の出資比率を現在の3・8%から約38%に引き上げ、持ち分法適用関連会社にすると発表。燃料ポンプなど一部の重複事業を愛三工業に譲渡することも検討している。
エンジン部品の開発力を拡充するとともに、事業の構造改革で収益力を盤石にする。
