おいしく使いきろう!なすの正しい保存方法や保存期間をチェック
和食・中華・洋食と、さまざまな料理に活躍する「なす」。加熱するととろとろの食感になり、ついついお箸が止まらなくなる…なんてことも少なくありません。
旬の時期にはリーズナブルな価格で出回ることから、たくさん買いすぎてしまった経験はありませんか?今回は、なすを大量買いしてしまったときにも役立つ、保存方法についてご紹介します!
まずはなすの栄養や旬をおさらい
今ではほぼ1年中スーパーなどで見かけることができますが、なすの旬は6〜9月。
太陽の光をたっぷりと浴びることで、表面の色やツヤもよくなり、味わいも濃くなります。
また、なすは9割以上が水分と栄養価はさほど高くないものの、低カロリーで、ビタミンやミネラル、食物繊維も含まれていることからダイエット向きの食材といえます。
さらに、濃い紫色の皮には、紫アントシアニン系の色素、ナスニンが含まれています。ナスニンは、ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持つ成分。老化防止などにも役立つと言われています。そのため、食べるときは、なるべく皮ごと食べるのがおすすめです。
なすの保存方法・保存期間は?
正しく保存しないと、すぐに皮がシワシワになってしまうなす。最後までおいしく食べきるために、正しい保存方法と保存期間を知っておきましょう。
丸ごとのなす、カットしたなす、冷凍方法などを解説します。
なすをそのままの状態で保存する場合

なすは、全体の9割以上が水分でできている野菜。そのため、そのままの状態で放置してしまうと、水分が蒸発してすぐにしなびた状態になってしまいます。
また、インドを原産地としており、低温に弱いのが特徴。保存するときは、新聞紙で包むか紙袋に入れて風通しのよい涼しい場所に置きましょう。この状態で3〜4日程度保存できます。
気温が高い時期は、冷蔵庫で保存するのが◎。1本1本ラップで包み、ポリ袋などに入れて野菜室で保存しましょう。この場合は1週間ほど保存できます。
常温でも、冷蔵保存でも、長くおくと皮や種子がかたくなってくるので、早めに使い切るのがおすすめです。
カットしたなすも保存可能?

なすは、カットすると断面から水分が蒸発するだけでなく、なすに含まれるアクの影響で茶色く変色してしまいます。
見た目が悪くなるだけでなく、食感にも変化が現れてしまうので、なすをカットした場合は、すぐに調理するのがおすすめです。
なすって冷凍保存できるの?
水分が多く、しなびやすいなすは、冷凍には向かないと思われがちですが、実は冷凍保存も可能です。生のまま、加熱したもの、2パターンの冷凍方法をご紹介!
生のまま冷凍するときはカットしてから

なすは、生のままでも冷凍保存できる食材です。
まず、使いやすい大きさに切って、5分ほど水にさらし、アクを抜きます。水気を拭き取ってからジッパーつき保存袋などに入れ、空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍庫へ。
この状態で1カ月ほど保存可能。生のまま保存するよりも、長い期間なすのおいしさを味わうことができます。
使うときは、煮込み料理や汁物などには凍ったまま加えてOK。炒めものに使うときは、電子レンジで解凍し、ペーパータオルなどで水気をとってから使いましょう。
焼いてから冷凍するのも便利!

あらかじめ焼きなすの状態にしてから冷凍する方法もおすすめです。
焼き網やグリルなどで、なすの皮が真っ黒になるまで焼き、皮をむいて冷まします。ヘタの部分を切り落として、食べやすい大きさにカットしたら、使いやすい分量に小分けしてラップで包みましょう。それをジップつき保存袋に入れて冷凍すればOKです。
解凍するときは、自然解凍か電子レンジで。そのまま焼きなすとして食べたり、サラダにまぜたり、麺類の具としても使えるので、忙しいときに大助かり!
大量に購入したときなどに、ぜひ試してみてくださいね。
ひと手間かけてなすを保存食にする手も
なすは、ひと手間かけて漬物や干しなすなどの保存食にするのもおすすめです。ここでは、料理初心者さんでも挑戦しやすい干しなすの作り方をご紹介します!
干しなすの作り方
1 なすは3〜5mm程度の厚さの輪切りにします。野菜干し用ネットやザルなどに重ならないように広げて日当たりのよい場所におき、カラカラに乾燥するまで干します。夏場の暑い時期なら1〜2日くらいが目安。
2 乾燥剤と一緒にジッパーつき保存袋に入れ、冷暗所で保存します。この状態で2カ月ほどもちます。
使うときは、水につけて中心までやわらかく戻してから使います。味噌汁や煮物、炒めものなどにどうぞ。
まとめ
常温、冷蔵、冷凍、それぞれの保存方法を解説しました。適切な保存方法を知っておけば、なすが安売りされているときも、思い切ってたくさん購入することができますね。上手に使い分けて、さまざまな料理にむだなく活用しましょう!
最後になすを使った多彩なレシピをご紹介します♪
なすを使ったおすすめレシピ
簡単漬物‼️朝ごはんのお供に🎶

【材料】
茄子…1本
ミョウガ…3本
浅漬けの素
なすとミョウガが相性のよい組み合わせ。浅漬けの素を使えば、あっという間においしい漬物が完成します!なすとミョウガは縦半分にカットして、さらに斜めにうす切りに。あとは、ジップつきの保存袋などに入れ、浅漬けの素を注いでしばらくおくだけ。ごはんのお供としてはもちろん、おつまみにもぴったりです。
https://kurashinista.jp/articles/detail/38251
イタリアの定番 夏の保存食!なすのカポナータ

【材料(4人分)】
なす…2個(360g)
セロリ…1本(80g)
玉ねぎ…1個(100g)
赤パプリカ…1個(170g)
ニンニク…1片
ケッパー…大さじ1
松の実…15g
レーズン…20g
カットトマト…200g
ワインヴィネガー…大さじ4
三温糖…大さじ1
オリーブオイル…大さじ1
塩・コショウ…少々
揚げオイル…適量
イタリアンパセリ…少々
イタリア料理として知られている“カポナータ”は、農家の保存食として食べられていた料理。なす以外の野菜もたっぷり食べることができるので、栄養も満点です。最初になすを素揚げしているため、とろりとした食感が楽しめます。ケッパーやレーズン、松の実が味に深みをプラスし、食感のアクセントにも。甘酸っぱさで暑い夏にも食が進む、うれしい一品です。
https://kurashinista.jp/articles/detail/36987
味付けはめんつゆで簡単に!料亭風なナスとエビの揚げ出し

【材料(2人分)】
茄子…2個
エビ…4匹
小麦粉…少々
スナップエンドウ…4個
つゆ(2倍濃縮)…大さじ2
日本酒…大さじ1
水…大さじ4
素揚げしたツヤツヤのなすと、色鮮やかなスナップエンドウ、エビの赤が映える、見た目にも美しい料理。味付けは麺つゆなので、簡単に味が決まるのがうれしいポイントですね。やわらかななすにしっかりと味がしみて、しみじみ美味。おもてなしにもぴったりです。
https://kurashinista.jp/articles/detail/54370
レンチン5分で激旨!!美味しいとこどり!「麻婆茄子冷奴」

【材料(2〜4人前)】
絹こし豆腐…1丁(400g)
豚ひき肉…120g
茄子…1本(125g)
サラダ油…大さじ1と1/2杯
小口切り葱…適量
☆赤みそ…大さじ1杯
☆濃口醤油…小さじ1杯
☆粉山椒(or花椒)…約小さじ1杯
☆酒…大さじ2杯
☆おろしにんにく(チューブタイプ)…大さじ1/2杯
☆おろししょうが…大さじ1杯
☆豆板醤…小さじ1杯
☆ごま油…小さじ1杯
豆腐の上に、こっくりした味わいの麻婆茄子をオン!一緒に口に入れれば、麻婆豆腐のようになる楽しい一品です。麻婆茄子は電子レンジのみで調理できるのも手軽。豆腐は冷たいままでも温めてもおいしくいただけます。ご飯もお酒も進むこと間違いなし!のレシピ。ぜひお試しあれ♪
https://kurashinista.jp/articles/detail/47888
シンプル、だけどご飯がすすむ なすの甘辛生姜照り焼き丼

【材料(2人分)】
なす…2本
片栗粉…小さじ2
●醤油…大さじ1
●みりん…大さじ1
●砂糖…小さじ1
●おろし生姜…小さじ1/4
温泉卵…2個
ご飯…適量
油…大さじ5程度
なすがメインの丼レシピ。輪切りにして多めの油でじっくり焼き、甘辛味に仕上げたなすは、想像以上に食べごたえがあり、満足度も上々。まろやかな温泉卵をからめて食べれば、手がとまらなくなるおいしさです。ランチや夜食にパパっと作れるのもいいですね!
https://kurashinista.jp/articles/detail/50853
まとめ/暮らしニスタ編集部
https://kurashinista.jp/column/detail/4514
