冬は終わっていない
8日(木)の東京は朝から冷たい雨、午前11時の気温は4.9℃です。こんな日は空に向かって一つや二つの文句も言いたいところ。でも、ちょっとしたことにストレスを感じるのは、便利さ快適さを当たり前に思っている都会人のエゴでしょう。
そう思ったのは「羊飼いの暮らし:ジェイムズ・リーバンクス著」を読んだからかもしれません。イギリス湖水地方で600年以上にわたり伝統的な羊飼いの家系に生まれた著者が四季の生活を綴ったもの。厳しい自然と動物たちに向き合う真摯な姿に引き込まれる話です。
「5月までは完全に冬が終わったと思うな」羊飼いの言葉に、天気との付き合い方を思い返しました。
(気象予報士・片山 由紀子)
