1月から3月は、消防士が最も忙しい時期
2月6日放送、「新情報7daysニュースキャスター」(TBS)では、冬場の火災や消防士について。日本各地で火災が相次いでいる。4日には大分別府市で1人死亡、2日には千葉県君津市で2人死亡、先月30日には東京中野区で火災が発生した。東京消防庁によると、1年のうち、1月から3月にかけて、火災が多く発生している。
消防関連には、出火率という概念がある。出火率とは、出火件数÷住民基本台帳による人口×10,000で表される火事の発生の割合だ。平成27年消防白書によると、出火率は全国で3.4件/万人となっている。全国規模で見てみると、最も出火率が高いのは山梨県の5.1件/万人となっており、一方で最も低いのは富山県の2.0件/万人となっている。富山県は平成3年以降、連続して最も出火率が低くなっているのが特徴だ。
出火原因の1位は、放火である。2位はタバコだ。出火率の低い富山県においては、放火事件の検挙率が全国平均の1.5倍で都道府県でもトップとなっている。富山では放火に対しての取り締まりが厳しく、放火が発生しにくいのだということがわかる。ちなみに持ち家率もナンバーワンで、生活保護受給率も非常に低いことがわかっている。また、京都も出火率の低さが特徴だが、京都は喫煙率も低い。タバコを吸う人が少ないため、必然的に火事になるリスクも低いことがわかった。
消防庁が発表したデータによると、放火の発生は日曜日が多く、次が土曜日、月曜日、木曜日、金曜日となっている。放火の原因として心理的な要因や経済的な要因が考えられる。週末は物事を考える時間があるため、放火が発生しやすい日になってしまうのだ。
放火は犯罪行為であり、建造物等放火罪という罪に問われる。最悪は死刑になる可能性もある。死刑または無期懲役、または5年以上の懲役が課せられる犯罪行為で、人の命を奪う可能性もある重大犯罪だ。この時期、消防士達は人の命を守ろうと懸命に出動している。
