Oculus Rift」や「Vive」の予約が開始されたり、PlayStation VRが2016年内に登場予定だったり、2016年はVR元年を予感させます。VRヘッドセットを最大限楽しむためには良質なコンテンツが必要なわけですが、なんと仮想空間に入り込んでゲームエンジンの「Unreal Engine 4」を使ってコンテンツを開発可能な新技術が登場し、デモムービーが公開されています。

Building VR in VR with Unreal Engine 4 - Early Preview - YouTube

以下の画像は、右に映っているのがVRコンテンツを開発している男性で、左がその男性がVRヘッドセットで見ている映像。VR画面にはコントローラーと赤いレーザーが表示されていますが、これはVRヘッドセットで遊んでいるのではなく、コンテンツを開発しているところです。



男性が両腕を動かすと、上からの視点に変わりました。



Epic Gamesの創設者兼CEOであるティム・スウィーニー氏が登場。「これはUnreal Editorを仮想空間で動作させているところです」とスウィーニー氏は話します。



例えば、オブジェクトを選択し……



コントローラーを動かして移動させることができます。



柱のような縦長のオブジェクトは、両手を使って操作。



選択して両手を回すと、オブジェクトも回転。



また、選択したオブジェクトを……



ポンポンポンと複製することもできます。



複製した柱を組み合わせて、ゲートのような構造物が完成。



操作に使っているのはHTC ViveとOculus Riftのモーションコントローラー。



これは巨大なロボットを組み立てているところ。



オブジェクトを組み立てて、そのまま仮想空間で確認したり修正できたりするのは、今までよりシームレスな作業を実現してくれるはず。



メニューを開いて「Content」をクリックすれば……



Unreal Engineのコンテンツブラウザが開きました。



仮想空間でタブレット端末を持っているかのようにコンテンツブラウザを動作させている様子は圧巻です。



数あるコンテンツの中から1つを選ぶと……



そのまま仮想空間内に設置できるというわけ。



仮想空間でUnreal Editorを動作させる技術は2016年3月14日から18日まで開催予定のゲーム開発者向けイベント「GDC 2016」で詳細が発表されるとのこと。なお、ムービーのコメントでは「見た目はすごいが実用的ではない」「マウスとキーボードで開発する方が正確だ」といった意見や、「素晴らしい。これはVRのゲーム開発をより簡単なものにするだろう」「これこそがVR開発者が待っていたもの」という意見など賛否が分かれています。