「セーフティリードは存在しない」といわれるように、何点リードしていても、野球は最後の最後までどうなるかわからない。8-0からまさかの大逆転負けを喫したばかりでなく、優勝まで逃してしまったのが、1989年の西武だ。10月5日のダイエー戦、2位・オリックスに0.5ゲーム差に迫られた西武・森祇晶監督は、必勝を期してエース・渡辺久信を中4日で投入した。2回に吉竹春樹のタイムリー二塁打で1点を先制した西武は、3回にも6長