『分厚い中間層』をいかにして、つくり上げていくか─。戦後日本の高度成長を支えたのは、多くの人が自らを中間層と位置付け、もっと豊かになると懸命に働いたからだ。今は、若い世代に年収300万円台が多く、将来に不安を抱える者も少なくない。「格差の固定化をいかに防ぐか。これは民主主義の問題にまで影響を及ぼしているので、大きな課題です」と日本経団連会長・十倉雅和氏。格差問題を解決するには、「まず、経済成長しない