「行政の長として、個別事件の裁判所の判断について、所感を申し上げるべきではない」「国民から疑念を抱かれないように襟を正して、活動していく。このことが大事だと思います」1月21日、こう話したのは菅義偉首相(72)。同日、公職選挙法違反の罪に問われた参院議員の河井案里被告(47)が懲役1年4ヵ月、執行猶予5年の有罪判決を受けた。冒頭のコメントは、同件について語ったものだった。河井被告の逮捕に対して、「所感を申し