パリ・サンジェルマン(PSG)は2日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで、バルセロナと対戦する。成熟度合いを試す試験を前に、レオナルドSD(スポーツディレクター)は、「開幕してから彼らはずっと優勝候補だ」と話している。

下馬評ではバルサ有利だが、これはおそらくベスト8で最も気高い対戦だ。カルロ・アンチェロッティ監督はミランの雪辱を晴らせるか。ズラタン・イブラヒモビッチはリオネル・メッシと再戦だ。バルサはティト・ビラノバ監督とエリック・アビダルが戻ってくる。

ピッチでは、バルサ得意のチキタカと、PSGのスピードの対決だ。アンチェロッティ監督は「プレーするために、ゴールするために、勝つために、勇敢なPSGがピッチに向かう」と約束している。

イブラヒモビッチの万能さと、マルコ・ヴェッラッティのフィードのほかに、PSGで最も恐ろしい武器となるのは、エセキエル・ラベッシとルーカスの加速ぶりだ。チアゴ・シウバには、リーガで43得点を挙げ、全チームがゴールを奪ったメッシを止めるという任務が課される。

アンチェロッティ監督は「メッシ? 彼を止めるのは難しいことだが、イブラを止めるという同じ問題が彼らにはある。とにかく、一人の選手だけで戦術アプローチが決まることはない」と話している。また、レアル・マドリーからの“助言”については、「バルサを倒すためのアドバイスを(ジョゼ・)モウリーニョがくれるなら、私は待つよ」と答えた。

出場停止処分が軽減(「出られなかったら、残念なことだった。2試合の処分は大げさだ」)されたイブラヒモビッチが、モチベーションを欠くことはないだろう。バルサは彼の退団を嘆かなかった唯一のチームだ。リーグアンで25ゴールを挙げているズラタンは、こう語った。

「明日は世界最強のチームと対戦だ。おそらく、歴代最高のチームだろう。メッシ? バロンドールはメッシの名前にすべきだよ。彼はまだまだ受賞するだろうかね。彼は世界最高の選手だ。歴代最高かどうかは、彼が年金生活に入ってから分かるだろう」

「オレは自分がPSGのナンバーワンだとは感じていない。チームが後ろにいなければ、オレは何者でもないんだ。オレがゴールできるのは、彼らのおかげなんだよ。ナンバーワンでなければいけないのは、チームさ」

古巣対決となるのは、イブラヒモビッチだけではない。DFマックスウェルもいる。MFチアゴ・モッタはケガで欠場。バルセロナでは、MFシャビとDFジョルディ・アルバがいるはずだ。FWペドロは出場停止。DFカルレス・プジョールは負傷している。

リーガでもベンチ入りしたアビダルは、PSG戦でも起用可能だろう。彼の横には、ニューヨークでの治療から戻ったビラノバ監督もいる。だが、前日会見はジョルディ・ロウラ助監督へと譲ったが、同助監督はこう述べた。

「だが、ボスはティトだ。彼が指揮を執る。プロとしては、彼の復帰は重要だ。我々が普通に戻るということだからね。個人的には、我々全員が喜んでいるよ」

ビラノバ監督の存在は、バルセロナにとってさらなる刺激となるだろう。刺激があるときの彼らについては、ミランがよく知っているはずだ。いずれにしても、ロウラ助監督はミランをこうたたえている。

「ミラノでのファーストレグが、我々がやるべきではないことすべてを示した。PSGとの対戦も大きくは変わらない。もしくは、ミラン戦以上に難しくなるだろう。それぞれ素晴らしいチームだ」