ナポリは10日のセリエA第28節でキエーヴォと対戦する。試合を前に、ワルテル・マッツァーリ監督は気合が入りすぎなくらいなようだ。ミランが8日の試合で勝利し、背後に迫っているが、マッツァーリ監督は順位表を見ていないという。

「我々はただ、残り11試合のファイナルで勝利を目指すだけだよ。後ろにいるチームたちが差を縮めてくるのは普通のことだ。これらのビッグクラブたちが、これほど我々と離れていたことがおかしいんだよ」

「君たち記者によると、ナポリは常に危機にいるそうで、私がナンバーワンの問題だそうだ。だったら、私はこう答えよう。我々は昨季よりもパフォーマンスが優れており、私の代わりに偉大な監督がいれば、ナポリはスクデットを獲得していたのだろう」

シエナ戦以降、ナポリは5勝5分けと無敗だが、ここ4試合連続で引き分けている。

「ユヴェントスやウディネーゼ、サンプドリアよりもチャンスをつくった。偶然のエピソードがウチに有利に働くようになることを願おう。これまでずっとやってきたようにプレーしていれば、遅かれ早かれ風向きは変わるからね」

「ホームでのキエーヴォはとても恐ろしいチームだ。最近はテンションが下がったかもしれないが、我々との試合ではそうならないだろう。我々との対戦では、ほぼすべてのチームが刺激を感じるからね。ここから最後まで、どのチームにも勝ち点33を稼ぐ可能性がある。我々はできるだけ勝利を目指すよ。そうすれば、すべてがどうなるか分からなくなるだろう」

出場メンバーに関して唯一疑問が残るのは、FWロレンツォ・インシーニェとFWゴラン・パンデフのポジション争いだ。前者が後者を追いかけている。

「セカンドストライカーのゴールが少ない? 素晴らしい選手であるポチョ(エセキエル・ラベッシ)がいたころは、(エディンソン・)カバーニにたくさんのアシストをしていた。パンデフがゴールを決めていなくても、プレーにおいて決定的な存在なら、得点を挙げる必要はない。彼もインシーニェも好調で、先発だろうが途中出場だろうが、全力を出さなければいけないと分かっている。とにかく、私としては、ゴールを決めるのが(モルガン・)デ・サンクティスでも構わないよ」

マッツァーリ監督はチームやカバーニが危機にあるとの声を聞きたくないようだ。

「カバーニは好調だと思う。だが、ユヴェントス戦でもそうだったと思うよ。足りないのはゴールだけだ。だが、デ・サンクティスが決めるのであっても、私としては構わない。大事なのは、チームのために魂を込めてプレーすることだ」

「我々が危機にある? もう、どうやって言えばいいか分からないよ。言っておきたいのは、我々は去年よりもうまくやってきたということだけだ。去年より7ポイント多く稼いでいる。ユヴェントスは6ポイントだ。おそらく、我々と同じようにやっているのはインテルだけだよ

「(アントニオ・)コンテと(マッシミリアーノ・)アッレグリは偉大なる指揮官たちだ。だが、君たち記者によると、どうやらナポリの問題は私だそうで、問題がなければすでにスクデットを獲得していたそうじゃないか」

ここ2シーズンのナポリのカップ戦とリーグ戦における歩みの比較について、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の記者が質問すると、マッツァーリ監督は「君たちにはもう答えない。どっちにしても、常に自分たちが望むことばかりを書き、私が言うことを歪曲するからね」とコメントしている。