水野竜也「試合を決められる時に決める」
[水野竜也インタビュー前編はコチラから]
――ヘナート・ババルという選手には、どんな印象を持っていますか。どこか古豪という印象がありますが
でも、ここで勝てないと先がないというか……、ヘナート・ババルに負けているようだと、強くて若い選手はいくらでもいるんで。まぁ、負けられない相手ですね」
――全ての局面で平均値以上の力がある一方で、「ここッ!」という一発の怖さはないという印象があります。そつなくまとめることができるのが武器というか。
「そうなんです。だから、作戦を立てる際は迷っていたんですけど、ここ最近の試合を見ているなかで、こういう形だろうなという部分は分かって来ていて、対策を講じた練習もできています。やるべきことを、バチッと決めたいです」
――フィジカル的な部分でも、水野選手が決して不利なようにも見えないですね。
「イメージ的にずっと固めてくるという印象がある選手なんで、試合開始直後とかは気を付けていかないといけないです。最初に固められると、そのまま削られてしまう可能性があるので。そこは気をつけたいですね。最初にテイクダウンを許さないよう、不利な態勢にはなりたくないですね」
――ババル戦をステップアップとするためには、インパクトを残す勝ち方にしたいですね。
「基本的に自分は判定勝ちは考えていないので、5分×3Rでも最後まで戦うということでなく、試合を決められるところで決めにいかないと勝ちを逃すことになる。だから、どんどん自分から攻めたいです」
――セコンドは長南さんが就かれるのですか? 水野選手にとって師匠といってもいいマット・ヒュームが、OFCではレフェリーをしているので、現地で合流ということもあるのでしょうか?
「現地には長南さんではなく、TTMのフィジカル・コーチのニックさんが来てくれます。マットさんにセコンドについてもらうと心強いというのはありますが、レフェリーをするために現地に行くので、そこをお願いして良いのかどうか……(苦笑)。
僕の試合でレフェリーになることがあるのかなど、その辺りのことが分かっていないので」
――それと現地の気候ですが、高温多湿。30度以上の常夏の街ですが、スコールが降ると湿気が下がり過ごしやすいそうです。
「まぁ、減量は楽そうですね。外に出るだけで、汗をかけそうですし(笑)。でも、外をウロウロしていると気温の変化で体調を崩してしまいそうなので、まぁ、試合前はホテルでじっとしていると思います」
――クアラルンプール入りは何日前ぐらいですか。
「1週間前ですね、結構、早いんですよ。向こうでプロモーション活動もありそうですね」
――アジア・ナンバーワンを名実ともになろうとして野心のあるプロモーションなので、力も相当入っているようですね。
「セコンドで3月のシンガポール大会に行ったのですが、凄くお金を掛けているのが分かりました。選手への対応はかなり良かったです。控え室なんかも、『お金、掛け過ぎじゃないか』ってぐらい掛かっているんです(笑)。
選手の自分が心配してしまうぐらい、しっかりやってくれているんで、海外のプロモーションということでも、ストレスになることはないかと思っています。良い結果が出るように頑張ってきます」
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