組み技ができないうえに、組み技で仕掛けるしかないマシャメイテを相手に、ヨーサナンが圧倒的なスタンドの強さを見せつけた

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3日(土・現地時間)に開催されたONE Fighting Championship「Champion vs Champion」。ブラジリアン同様にエヴォルブ所属の元WBA世界スーパーフェザー級王者ヨーサナンのMMAデビュー戦は、まるで生贄のように出場してきたダニエル・マシャメイテから、先にテイクダウンを奪うという意外な展開に。

すぐにリバーサルを許したヨーサナンだが、マシャメイテの足関節狙いに乗じてトップを奪い返し、スタンドへ戻る。ここからはボディやヒザを効かせて、マシャメイテを圧倒。2R開始早々に、シングルレッグを潰しヒザを顔面に突き上げたところで、マシャメイテが後方に崩れ落ち、TKO勝ちとなった。

また、グレイシー一族からグレゴー・グレイシーが出場するも、キム・ソクモに判定まで粘られ、課題の残るファイトとなった。

MMA創始者ファミリーから、OFC旗揚げ戦に参戦したグレゴー。キム・ソクモの2勝1敗という過去の戦績から考えると、圧勝するという予想が多かったが、思わぬ苦戦を強いられた。試合開始早々、重いパンチからテイクダウン。マウントを奪い、盤石の試合展開を見せたグレゴーだったが、しっかりと入ったと思われた三角絞めを逃げられると、力を使い過ぎたか動きが落ちる。

グレゴーは距離を取り、大きくサークリングすることで呼吸を整えるが、それでも打撃戦ではソクモのパンチや蹴りを喰ってしまう。2R、3Rとも肩で息をしながら、ソクモとの距離を取り、テイクダウンを決め、ポジショニングで圧倒したグレゴーだったが、これ以上のスタミナのロスを気にしてか、サブミッションにはこだわらずトップキープに。

観客席からソクモがポジションを取りかえそうという動きに、大きな声援が集まるなど、判定では圧勝したグレゴーだったが、まだ上位勢との対戦には時間が掛かりそうな判定勝ちだった。
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