新宿のバーで16年勤めるママに聞く、「失恋した友達の慰め方」
「私、カレと別れたの」と友達から連絡が。なんとか傷心の彼女の力になってあげたいけれど、正直どんな言葉をかけていいか、どんな接し方をしたらいいか分かりません! 誰か教えて!
今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は、新宿三丁目のバーで16年間ママを勤める千恵子さん(仮名)。「お客さんたちの恋愛とその先の幸せをさんざん見届けてきたのに、私はいまだ嫁に行けない」とかすれた声で笑う千恵子さんに、失恋した友達の慰め方を聞いてみました。
千恵子さん、友達が失恋したときってどうしたらいいんでしょうか。
「そんなもの、どうもしなくっていいんだよ。あんたがどうにかできるわけでもあるまいに。本当に友達の力になりたいと思うなら『この人をなんとかしてあげたい』と力むことをまずやめなさい。自分の視野が狭くなって相手のためにならないからね」
ハッ……ハイ。千恵子さんはお店に失恋したお客さんが来たとき、どうしているんですか?
■まず相手のタイプを見極める
「失恋中の人は、だいたい『恋人に振られちゃったよー!』とテンションの高いタイプか、『実は恋人に振られて……』とテンションの低いタイプ。どちらのタイプも傷ついているのに変わりはないんだけど、対処法が違う。テンションの高いタイプは、とにかく騒いで忘れたいわけだから、一緒に騒いであげる。テンションの低い人は、とにかく話を聞いて欲しいから、ひたすら聞いてあげる」
確かに、失恋したからカラオケで発散したい人もいれば、静かに飲みたい人もいますね。話を聞いてあげるときに気をつけることってありますか?
■会話の注意点
「失恋中の人は視野が狭くなるから、たいがいの人はいつもよりわがままになっていることがほとんど。まずはそこを理解して、次のことに気をつけて話を聞いてあげなさい」
1. 興味がなさそうに聞くのはNG!
2. 相手より少し高めのテンションで話を聞く。
3. 「どうしたらいいと思う?」と判断を委ねられても、必要以上にアドバイスをしない。
1はその通りだと思うのですが、2と3はどういうことですか?
「2は、失恋した人からすると、自分より少し元気なくらいの雰囲気で接してくれるのが一番気が楽だから。つまり自分より元気がなかったり、あまりにテンションが高いのはNG。3は、失恋中の人は相談した相手に自分の行動の責任を投げてしまいがちになるため。多少他人がアドバイスをしても、最後は自分で選ばせるようにすること」
あまり意見を言わず、じっくりと話を聞いて吐き出させてあげるのが一番なんですね。
■ひとことアドバイス
「アタシは、お客さんが失恋したときはその人と同じドリンクを飲む。相手の悲しみなんて絶対分け合えないけど、目の前の食べ物や飲み物を分け合うことで『そういうつもりなんだよ』という気持ちは伝わるはず」
取材中、「20代や30代くらいなら、友達が心配してくれているってだけで相手もうれしいはず」と笑う千恵子さん。友達の心の痛みまでは分からないけど、まずは、素直に「心配しているよ」と伝えてみたらいいのかな?
(栗林弥恵/プレスラボ)
■関連記事
・失敗談から学ぶデートの教訓
・女子会向きのホテル内レストランが割引になる1枚
・あきれてしまう、ヘタレ男たちの伝説
