【トヨタ 新型 ヴィッツ 新車情報】省燃費に磨きをかけて、3代目ヴィッツは26.5km/L!【ニュース・トピックス:トヨタ】
コンパクト市場の変化を受けて、今一度見つめ直し
それまでのリッターカーではない、日本のコンパクトカーを切り開いてきたのが、トヨタのヴィッツ。モデル数はそれほど多くはないものの、それだけに各社を代表してラインナップされているだけに、かなり熾烈な競争が繰り広げられている。もちろん今や最大の関心事であるエコ性能でも日々磨きをかけ続けている状態だ。
そこへ新たに登場するのが、本丸たるトヨタのヴィッツである。マーチ、フィットと続々とフルモデルチェンジし、そのトリを飾る形での登場といっていい。最新型で3代目となるのだが、まず注目は全体のコンセプト自体が変化しているということ。コンパクトカーは女性向けという時代ではもはやなく、男性も乗るし、また50歳以上ではダウンサイジングの候補にもなるという複雑化が起こっているわけで、新型ヴィッツではまずコンセプトの見つめ直しから行っているという。
その結果として導き出されたのが、上質感であり、広大なパッケージング。また経済的な走りでバランスのよい走りだけでなく、圧倒的な低燃費とのことだ。確かにこれらは今のコンパクトカーに求められる最大の資質である。
アイドリングストップを搭載し、燃費はクラストップを実現
まずはなにはなくとも、気になるのは燃費である。エンジンについては1リッターは毎度お馴染みの3気筒で、今までの物に磨きをかけた。そしてそれ以外の4気筒 1.3/1.5リッター車に関しては新開発としている。とはいえ、ハイブリッドを採用(これはまた別途だろう )しているわけでもなく、基本はアイドリングストップ。先代・初代とヴィッツでは伝統的にラインナップを続けるアイドリングストップシステムが進化。その名も「SMART STOP(スマートストップ)」となった。今回は専用バッテリーを積まないシンプルなシステムに一新。スターターの歯を常時かみ合いにするなど、素早い始動性を実現していたり、P/Nレンジでの作動、また坂道では後ろに下がらないなど、ライバルにない性能を兼ね備え、フィーリングとしては最先端だと思われる。これがクラストップの低燃費、26.5km/L(10・15モード)をたたき出す。
ただしこのスマートストップ、ベーシックグレードの4気筒 1.3Fに用意されるのみ。ハイブリッドで力を入れ、世界の先端を走るトヨタだけにアイドリングストップ程度には注力しないというようなイメージがあるが、グレード体系を見る限りはその印象は強い。もう少し、幅広いグレードに設定してもよかったと思うのだが。ちなみにグレードは中核のBとスポーツグレードであるRS。そして今回から追加された女性向けのジュエラとなっている。
デザインに張りを出して、今までのイメージを一新
今までのヴィッツのイメージだと、カワイイ感じが前面に出ていたのは事実。それが最新型ではラインを強調したパリッとしたものになって、見た目の質感も大幅に向上していて、確かにオンナコドモのクルマにはもう見えないし、思わせない気概も感じさせる。
また室内はシートがかなり薄くなっていることもあって(形状は複雑かつスポーティで貧相ではない)、確かに広い。とくに後席の足もとは、ワンランク上のクラスレベルで不満はなかろう。もちろん取り回しもよく、最小回転半径は4.5メートルとこちらもクラストップで、Aピラーの三角窓を大型化と相まって見切りもいい。ワイパーは広大に拭ける1本タイプを採用している。また、約99%もの紫外線をカットする、スーパーUVカットガラスを採用は女性にうれしい装備だろう。
”キラキラ”女子向けグレード「Jewela(ジュエラ)」、実は男子もこっそり注目!?
硬派なスポーツグレード「RS」も健在
| 代表グレード | トヨタ ヴィッツ 1.3F "SMART STOPパッケージ" [2WD] |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 3885×1695×1500mm |
| 車両重量[kg] | 1000kg |
| 総排気量[cc] | 1329cc |
| 最高出力[ps(kw)/rpm] | 95ps(70kW)/6000rpm |
| 最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 12.3kg-m(121N・m)/4000rpm |
| トランスミッション | Super CVT-i |
| 10・15モード燃費[km/L] | 26.5km/L |
| 定員[人] | 5人 |
| 消費税込価格[万円] | 135.0万円 |
| 発売日 | 2010/12/22 |
| レポート | 近藤 暁史 |
| 写真 | オフィスマッシュルーム/トヨタ自動車 |
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