新たに子ネコ4匹が被害

15日、阿久根市でサルに子ネコが襲われたニュースをお伝えしましたが、海を越えて長島町でもサルの被害が確認されました。狙われたのは、再び子ネコと人です。

16日夕方、視聴者が車から撮影した映像には、歩道を歩くサルが写っています。車が通り過ぎようとすると…、口を開け威嚇するように全速で追いかけてきました。

この映像は鹿児島県北西部の島、長島町で撮影されました。

「背中に乗ってきて、かまれると思った」

長島町によりますと、16日から17日までに、サルの目撃情報が2件ありました。

そして、町内では16日朝、住民の女性が襲われる被害も。女性が飼っていたネコにエサをやろうと車庫に向かうと、車の上にサルが座っていて、突然襲いかかってきたといいます。

(サルに襲われた女性)「背中にのってきて、おそろしくてかまれると思った。太かったもんだから大きなサルだった」

子ネコ4匹がサルに噛まれ死ぬ

女性にけがはありませんでしたが、飼っていた子ネコ4匹が、サルに噛まれ、死にました。

(サルに襲われた住民)「かわいそう。凶暴、(心臓が)ドクドクして外に出られなかった、怖かった」

長島町では防災無線でサルへの注意を呼びかけています。

サルの目撃・被害情報

サルの目撃や被害の情報をまとめました。

先月下旬に薩摩半島中部の日置市で人に向かってくるサルが目撃されました。

そして、6月14日から15日にかけては、長島町の隣、阿久根市で子ネコ5匹がサルに襲われて命を奪われています。

そして、橋を渡ったのか、16日は海を越えて長島町で人が襲われ、子ネコ4匹が被害にあっています。

サルの生態に詳しい専門家は

日置市と阿久根市、そして長島町でネコを襲ったサルが、同じサルであれば、1か月で南北70キロほどを移動したことになりますが、サルの生態に詳しい、南九州野生動物保護管理センターの浅井隆之代表は…。

(南九州野生動物保護管理センター 浅井隆之代表)「ゼロではないが可能性としてはかなり低い。(日置のサルは)日置市内で生活している可能性もあるので、急に長島に行く可能性はそんなにない」

子ネコに執着?阿久根と長島のサルは同じ可能性が高い

しかし、相次いで子ネコを襲った阿久根と長島のサルは同じ可能性は高いといいます。

(南九州野生動物保護管理センター 浅井隆之代表)「おもちゃ的な感じに子ネコがなっている。子ネコに執着しているようなので外に出していると持っていかれるので屋外に出さないようにして」

そして、サルと遭遇した場合には、「目を合わせない」「刺激を与えない」「サルのエサになりそうなものを持ち歩かない」ことが大事です。