【パリ=工藤圭太】大相撲のパリ公演は13日、パリ市内のアコー・アリーナで初日が行われた。

 相手国側の招待を受ける形で行う海外公演は昨年のロンドンから2年連続で、パリでは1986、95年に続き3度目。会場内には「満員御礼」の垂れ幕も掲げられ、会場は熱気に包まれた。

 開会式では、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が「大相撲は日本古来の伝統。その大相撲の魅力を今回の公演で皆さんに存分にご披露することをお約束します」とあいさつ。豊昇龍や大の里による横綱土俵入りでは、四股に合わせて「ヨイショ」の声も上がった。

 トーナメント形式で行われた取組は、大の里が3回戦、豊昇龍が準決勝で敗退。大関対決となった決勝は、琴桜が霧島を寄り切りで制して優勝した。琴桜は「たくさん応援を頂いて、盛り上がって頂けたので良かった。世界各国で日本の国技を知ってもらえるのは大切なことなので、少しでも貢献したい」と話した。大の里は「また明日のお客さんにもいい相撲を見せられるように頑張りたい」とリベンジを誓った。

 公演は14日もトーナメント戦が行われる。