9回、スクイズで生還する矢沢(撮影・山口登)

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 「阪神2−4日本ハム」(28日、甲子園球場)

 日本ハムが今季3度目の3連勝。勝率5割に復帰した。交流戦の開幕3連勝は、4連勝した2008年以来18年ぶりとなった。

 驚異の粘り腰が光った。二回まで木下に最速159・7キロの直球を軸にわずか1安打に抑えられていた日本ハム打線。だが三回、先頭・奈良間への四球から流れが変わった。続く福島の送りバントは好フィールディングで二塁封殺とされたが、水野が左翼線を破る二塁打で好機を拡大した。

 ここで田宮が詰まりながらも逆転の右前2点打を放ち試合をひっくり返した。なおも2死一、二塁から万波が中前適時打を放ち、貴重な追加点をたたき出した。この回だけで38球を投げさせた。

 四回も得点にはつながらなかったが、先頭の郡司が粘った末の四球を選んで好機を作った。各打者が低めのボールを見極め、ストライクゾーンのストレートはことごとくカット。4回終了時で球数90球を投げさせたのは異例だ。

 この回限りで木下をマウンドから引きずりおろした日本ハム打線。2点リードの九回には細川のセーフティースクイズでダメ押しの1点を奪った。

 先発の福島は7回5安打1失点の力投で2勝目。初回に大山の適時打で先制を許したものの、二回以降は150キロ台の直球と変化球を制球よく配し、追加点を許さなかった。