岩手大学にクマ出没で、休講、オンライン授業とまるでコロナ禍 大学は都市部回帰か
14日6時30分ごろ、岩手県盛岡市上田の岩手大学の敷地内でクマが現れた。15日午前中の時点でクマは同大学の敷地内から移動したと思われるが要警戒の対応が続いている。
岩手大学は安全策を取り、14日に関しては2時限目以降の講義を休講扱いにし、翌15日の講義に関しても対面での授業は休講扱いとしオンライン授業などに切り替えをした。
危険な野生動物であるクマが大学の敷地内に留まることは珍しく、岩手大学の関係者も頭を悩ませているはずだが、本事件を通じてネットでは今後の「大学と自然の有り方」が改めて注目されることになった。
日本の大学は、広大な敷地を必要とするため、今回の岩手大学をはじめ山の中や繁華街から離れた地区など自然豊かな場所に作られる事が多い。これまでの常識として自然豊かな環境に大学があることは学生の教育にも良いとされていたが、今回のように春や夏に野生動物が現れるような事態が想定されるのであれば、安全面のほか授業計画にも影響が出る可能性がある。
特に受験生を含め多くの人間が出入りする夏のオープンキャンパスシーズンは、学生だけではなくクマにとっても活動的になる時期であり、SNSでは「あまりに自然の多すぎる大学も考えものかも」「大学はクマ対策もしっかりやって欲しい」「子どもの受験にも影響しそう」といった声が相次いでいる。
日本の大学は2020年以降のコロナ禍の際、対面授業からインターネットを使用したオンライン授業に切り替えるなど迅速な対応を行ってきた。近年のクマ騒動もコロナ禍の授業同様になんとか切り抜けて欲しいものだが…。
