【韓国】「センターに入るのは事務所代表と交際したメンバー」元K-POP女性アイドルが明かした業界の“不透明な実態”

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K-POPガールズグループの元メンバーによる生々しい証言が、業界の暗部を改めて浮き彫りにしている。

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かつて6人組女性グループ「ARIAZ(アリアズ)」で活動したヒョギョンは先日、自身のYouTubeチャンネルを通じてグループ活動の舞台裏を語った。

ヒョギョンの主張によれば、センターの座は実力や人気によって決まるのではなく、事務所代表と恋愛関係にあるメンバーがその位置を占めていたという。小規模な事務所においてこうした事態は公然の事実であり、ファンが納得できないキャスティングの裏には、こうした不適切な関係が潜んでいると彼女は付け加えた。

ヒョギョン(写真提供=OSEN)

もちろん、この発言のみで当時の実態をすべて断定することはできないが、この暴露が波紋を広げた背景には、アイドルが事務所や代表に対して極めて弱い立場に置かれやすいという構造的な問題がある。

ヒョギョンの告発はセンターの選定基準にとどまらず、金銭的な実態にも及んでいる。

彼女は2年半の活動を経てようやく受け取った精算書の内容が、収益ではなく多額の借金であったことを明かした。デビュー前のトレーニング費や衣装代、さらには宿舎費や食費に至るまでがすべてメンバーの負債として計上されていたのである。

ヒョギョンが放った「アイドルは職業ではなく、所有物のように扱われる」という言葉は、まさにこの問題の核心を突いている。

ARIAZ(写真提供=OSEN)
事務所代表との権力勾配が生む深刻なトラブル

アイドルとしての進退や日々の生活のすべてを事務所が掌握する歪な力関係は、時にグループそのものの存続を脅かす。

女性アイドルグループ「IHOTEU(イホテウ)」は、親会社であるJDBエンターテインメントの代表に不倫疑惑が浮上した直後、突如として解散を発表した。代表と所属メンバーとの不適切な関係が報じられる中、2nd EPをリリースしたばかりのグループがデビューからわずか7カ月で活動を終了した事実は、事務所上層部との関係がいかに危ういものかを印象づけた。

こうした支配的な関係性は、セクハラや暴力といった深刻な問題にも発展している。

昨年4月に女性グループ「MADEIN(メイディン)」を脱退したガウン側は、事務所代表からの強制わいせつを訴えて告訴に踏み切り、男性グループ「OMEGA X(オメガエックス)」も前事務所代表によるハラスメントを記者会見で告発した。

MADEIN。ガウンは左から2番目(写真提供=OSEN)

また、2019年にはボーイズバンド「TheEastLight(ザ・イーストライト)」のメンバーに対するプロデューサーの常習的な暴行が発覚し、当該人物には懲役1年4カ月の実刑判決が下されている。さらに、女性グループ「公園少女(GWSN)」出身のミヤも、練習生時代に通信や食事を制限され、私生活まで徹底的に管理されていた過酷な環境を回想している。

個々の告発については、過去に虚偽告訴で有罪となった事例もあるため、証拠に基づいた慎重な判断が必要である。しかし、そうした個別の真偽とは別に、アイドルと事務所の間に圧倒的な力の差が存在し、それが「所有物」のような扱いを許容する土壌となっていることは否定できない。

夢を追う対価として自らの権利や判断を事務所に委ねざるを得ない現状は、華やかなステージの裏側で見過ごされてきた重大な警告であるといえる。

(記事提供=スポーツソウル日本版)