希少植物「絨毛笈押廚良通據∪薐以上植栽 中国湖南省衡陽市

【新華社長沙4月30日】世界に野生の成木が10株しか確認されておらず、国際自然保護連合(IUCN)レッドリストで絶滅危惧CR(深刻な危機)に分類されるサイカチ属の植物「絨毛蔞莢(じゅうもうそうきょう、Gleditsia japonica var.velutina)」がこの春、新たな命を迎えた。中国湖南省衡陽市の南岳衡山で、人の手で育てた苗木が千株以上植えられた。
絨毛蔞莢は衡山の固有種で、南岳衡山国家級自然保護区の生態系保護を象徴する「旗艦種」とされる。絶滅危惧、貴重、希少の三つの特徴を併せ持つため、保全が急務となっている。
湖南省南岳樹木園の副主任で技師の匡代勇(きょう・だいゆう)さんは、絨毛蔞莢は個体群が非常に小さく自然繁殖が難しいと指摘。数十年研究を重ねて育苗の中核技術を確立し、個体群の拡大を阻んでいた問題を解決して湖南省内の絨毛蔞莢の遺伝資源を着実に拡充させてきたと説明した。
南岳区は現在、繁殖技術の標準化をさらに進め、育苗規模を着実に拡大していくとともに、野生復帰個体群の長期モニタリングときめ細かな管理・保護を強化している。(記者/明星)
