はしかの年間患者数の推移

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 麻疹(はしか)の患者数が、今年に入って19日までで累計362人(速報値)になったと、国立健康危機管理研究機構(JIHS)が28日発表した。

 19日までの直近1週間は57人に上り、前週(62人)に次ぐ多さとなった。

 発表によると、都道府県別の累計患者数は、最多の東京が153人で、神奈川が36人、鹿児島が34人、千葉が24人で続いた。埼玉も22人で、首都圏で多くなっている。

 はしかは感染力が非常に強く、空気感染などで広がる。予防にはワクチン接種が有効とされるが、今年の患者のうち71%が接種1回以下か接種歴が不明となっている。公費助成が受けられる定期接種は1歳と、就学前の5歳以上が対象で、それ以外の人が接種を受ける場合は自己負担となる。厚生労働省ワクチン接種を推奨するほか、感染した疑いがある場合、まずは医療機関に電話などで相談し、移動は公共交通機関の利用を避けるよう呼びかけている。