『リボンの騎士』の新作アニメ発表も「全く別のものとして作るべき」ファンから不満殺到
手塚治虫による名作マンガ・アニメ作品『リボンの騎士』を原案とする新作アニメ『THE RIBBON HERO リボンヒーロー』が、8月にNetflixで配信されることが明らかになった。
「監督を務めるのは数多くのアニメーション作品で原画などを務めるほか、星野源さんの『異世界混合大舞踏会 (feat.おばけ)』のMV監督を務めた五十嵐祐貴さんです。五十嵐さんが所属するツインエンジンが製作を手がけます」(スポーツ紙記者)
手塚の『リボンの騎士』は原案とクレジットされているが、X上では元の作品ファンからの苦言も並ぶ。
《原案だけで中身全く別物だろうけどリボン全然似合ってないしもはや設定だけ買いましたってことでリボンの騎士って言うワードは入れないで欲しい》
《リボンの騎士の令和版の件、リボンの騎士をヒントにしただけのまったく別物として作ったものならまだ良いように思うしビジュアルも真似しないほうがむしろ適切なように思う》
《もはや完全に別物としてリボンの騎士の名前は出さなくてよかったんじゃ》
こうした声が寄せられる理由をエンタメ系ライターが語る。
「『リボンの騎士』は“漫画の神様”と呼ばれる手塚治虫さんの名作マンガ作品です。少女ストーリーマンガの先がけとも言われていますね。ヒロインは“男装の麗人”であり、モチーフとなったのは手塚さんが親しんだ宝塚歌劇団です。手塚さんが立ち上げた虫プロダクションとフジテレビ製作によりアニメ化もなされましたが、そちらの声優にも元タカラジェンヌが起用されています。マンガ・アニメともに名作としてコアなファンも多いので、不満の声があがってしまうのでしょう」
これまでにもアニメやマンガ作品の実写化やリメイク作品は数多く作られているが、いずれも評判はかんばしくない。
「やはり原作のイメージが強烈なので、どうしても違和感を覚えてしまうのでしょう。今回のアニメも『リボンの騎士』にインスパイアを受けたまったくの別作品として発表すれば、それほど反感の声も生じなかったのかもしれません。ただ、手塚さんの名前は世界的に知られていますから、Netflixとしてもその点をアピールしたかったように思えますね」(同前)
リメイク作品につきまとう“原作問題”。8月の配信まで、しばらく議論は続きそうだ。
