犬が外で歩いてくれない心理

1.ハーネスやリードを付けることが嫌

犬が外で歩いてくれないのは、ハーネスやリードを付けることが嫌だからです。

ものを身につけることが嫌だ 引っ張られる感じが嫌だ 拘束されるようで嫌だ 窮屈な感じが嫌だ

なぜハーネスやリードを付けることが嫌なのかは犬それぞれに違いがありますが、何かものを身につけることに抵抗感があるようです。

ハーネスやリードを付けてお散歩に行く準備は整ったものの、歩かなくなってしまいます。きっと、お洋服を着ることも嫌で、動かなくなってしまうタイプなのではないでしょうか。

ただ単純に歩かなくなってしまうだけなのであればよいのですが、身をよじってハーネスやリードから解放されたがる場合は、お散歩中のトラブルに発展してしまう恐れがあります。

我が家の愛犬もハーネスを付ける練習だけで2年もかかり、お散歩デビューは2歳を過ぎてからでした。根気強く練習を続ければ必ず慣れてくれます。愛犬のペースで行ってみましょう。

2.外の環境に対する不安や恐怖がある

犬が外で歩いてくれないのは、外の環境に対する不安や恐怖があるからです。

目に見ることのできない風を怖がることがあります。すれ違う他人や他犬を怖がることがあります。とくにエンジン音を轟かせて走ってくる車やバイクを怖がりやすいです。

遠くでポリ袋が風に揺られているのを発見しただけでも恐怖を感じ、「あっちには行きたくない!」と、歩かなくなってしまうことがあります。

外の世界には犬に不安や恐怖を与える様々な刺激があります。その刺激によって歩かなくなってしまうことは、犬が自分自身を守るための防衛本能による行動です。

苦手な場所は避けながら、少しずつ距離を延ばしながらお散歩の練習をしてみましょう。相性のよい相手がいれば、他人や他犬との触れ合いや交流が社会化を進めるきっかけにもなるでしょう。

3.テリトリーから外れてしまった

犬が外で歩いてくれないのは、テリトリーから外れてしまったからです。

犬は警戒心と縄張り意識が非常に強い動物です。いつものお散歩コースであれば、自分のテリトリーの範囲内なのですが、慣れない場所へ行くと、警戒心から歩かなくなってしまうことがあります。

テリトリーから外れてしまったとき、「ここは安全なのだろうか」「危険な相手はいないだろうか」と、その場にとどまり、ニオイを嗅ぐなどして確認しているのです。

不安や警戒心を解くことができない場合は、「これ以上は進まないでおこう…」と、引き返す判断をすることがあります。

好奇心旺盛で何事にもチャレンジしたい欲求の強い犬であれば、どんどん新しいお散歩コースを開拓するとよいと思います。

しかし、警戒心や縄張り意識の強い性格なのであれば、あまりテリトリーから外れない方がよいでしょう。逆にストレスや苦痛を与えてしまうことがあるためです。

スムーズにお散歩させるための対処法

「行こう!」と、優しく明るい声掛けをすること 数歩でも自ら歩いてくれたら褒めること(ご褒美のおやつOK) 近所を歩くだけのお散歩でもOK 人通りの少ない時間帯にお散歩に行くこと

飼い主の思い通りにスムーズにお散歩することができないときがあります。それはそれでいいのです。愛犬のためのお散歩ですし、犬にも気分が乗らないときがあります。

歩かない理由やスムーズにお散歩できない理由が何であるかを把握してあげることが最も大切です。

外で歩いてくれなくても絶対に叱らないであげてください。叱る必要のないことです。リードを強く引っ張り、無理やり歩かせることもしてはいけません。

まとめ

犬が外で歩いてくれない心理を3つ解説しました。

ハーネスやリードを付けることが嫌だ 外の環境に対する不安や恐怖がある テリトリーから外れてしまった

外で歩いてくれないのは、単なるわがままではありません。叱ったり、無理やり歩かせたりすると、歩いてくれない原因をさらに増やしてしまうことがあります。

「叱られた」「引っ張られた」ということは、嫌な経験として積まれてしまうからです。お散歩に悪い印象を持たせないようにしましょう。

外の環境に慣れていないのであれば、抱っこ散歩やペットカート散歩でも構いません。刺激に慣れてから自らの足で歩いてもらいましょう。