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 元財務省職員で国際弁護士資格を持つ信州大の山口真由特任教授が15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。ハンガリーの議会(一院制)総選挙が12日、投開票され、新興野党の中道右派「ティサ(尊重と自由)」が、ロシア寄りの姿勢で欧州連合(EU)の結束を乱してきたオルバン首相(62)の与党に圧勝したことに言及した。

 16年ぶりの政権交代となる。ハンガリーとEUとの関係は改善し、対ロ関係も見直される見通し。オルバン政権は、ウクライナ経由のパイプラインで輸入してきたロシア原油の供給を巡り、ウクライナと対立。同国の財政維持に極めて重要なEUによる約900億ユーロ(約16兆5千億円)の無利子融資に強硬に反対し、実行を妨げてきた。新政権は賛成する方針。

 山口氏は「子ども3人で生涯所得税免除というハンガリーの政策は真の意味での『異次元の少子化対策』。実際に政策で出生率を顕著に改善した稀有な例でもあった。GDPの5%を少子化対策につぎ込めるのは独裁的な政権ゆえ。政策の大胆さという意味では独裁には影もあるが光もあるのかも」とつづった。

 山口氏は東大法学部卒業後、財務省に入省。2008年の退官後は15年まで弁護士として法律事務所に勤務した。その後、ハーバード大ロースクールに留学し、17年にはニューヨーク州で弁護士資格を取得した。23年6月に所属事務所の公式サイトで第1子の出産を報告している。