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 俳優の高橋一生(45)が10日、都内で主演映画「脛擦りの森」の初日舞台あいさつに出席した。

 主演作「岸辺露伴は動かない」シリーズでタッグを組んだ渡辺一貴監督(56)が手がける初のオリジナル作品。岡山に古くから伝承される妖怪・すねこすりをモチーフに残酷な愛を描いている。

 妖怪研究の第一人者である湯本豪一氏がまとめた資料で「すねこすり」の存在を知り、幼い頃からすねこすりが大好きだったという高橋は「『通行人を邪魔して人を転ばせる存在ってどういうこと?』と思った。なぜすねなのか、なぜこするのか。僕の脳みそはいつもそういうところに引っかかる」とその魅力について熱く語った。

 この日舞台あいさつ前に、会場で湯本氏と対面したといい「これまでの人生で5本の指に入るくらい緊張した。いずれ弟子入りしたいと思っていた湯本さんにお会いできた」と感激。「何十年かごしに、子供の頃から憧れていた湯本さんとお話しできて、多分今夜は眠れないと思う」と声を興奮していた。

 撮影では毎朝2時に起き、4時間をかけた特殊メークで老人に扮(ふん)した。

 共演した黒崎煌代(23)から「僕らは老人姿の方が見ている時間が長かったので、たまにホテルですれ違うと『若くなっている!』と驚きました」と明かされると、高橋は「あと2年もすればあの形になるんで」と笑っていた。

 高橋は作品について当初、15分ほどの内容だったが、完成したら「61分になっちゃって。そこに映画の自由さを感じた」とPRした。