[4.5 J1百年構想EAST第9節 川崎F 3-2 浦和 U等々力]

 PK戦による負けを含めて4連敗を喫した。浦和レッズは二度のリードを守り切れず、終了間際の失点で逆転負け。マチェイ・スコルジャ監督は「後半の選手たちのハードワークといい内容を考えると、非常に残酷な結果となった。非常に悲しい一日となった」と振り返った。

 試合前、先発入りしていたDF宮本優太が急きょメンバー変更となり、DF根本健太がスタメンとなった。スコルジャ監督によると、試合前のウォーミングアップが終わってロッカールームに戻ってきた段階で、ドクターと相談。「今日の試合でスタートからプレーすると、リスクが高いのではないかという結論になった」と、交代の経緯を明かした。

 90分間で二度リードしていた。前半2分に緊急出場の根本のゴールで先制するも、9分にはオウンゴールで追いつかれた。後半11分にMF金子拓郎のゴールで勝ち越したが、32分にはFWラザル・ロマニッチのゴールで再び追いつかれる。そして、終了間際に逆転を許す。後半アディショナルタイム4分過ぎにMF河原創の逆転ゴールに屈した。

 スコルジャ監督は終了間際の失点を「非常に痛い、結果を伴うミスとなった」と悔しさをにじませた。

 百年構想リーグの前半戦9試合を終え、浦和は3勝4敗とPK戦2敗。6敗のうち今節を含めて4度、先制成功も追いつかれている。

 指揮官は守り切れない展開を指摘。「練習でも試合でも選手たちはハードワークしてくれているが、フィードバックを行うたびに私が強調しているのはゲームマネジメントのところ」と語る。「試合を十分にコントロールできるスキルを持っている選手たちだと思うが、もっといい形でそれができる。チームは進化していると思う。前進していると思うが、今日の試合でも見られるようにまだ十分ではない」と改善点を挙げた。

 前半戦を終え、スコルジャ監督は「われわれが期待していた勝ち点には達していない」と前半戦を総括する。「そして今日のような終了間際での敗戦というものは非常に痛いものになった。ひとつのわれわれの問題だと言える」。順位は5位からひとつ下げて6位で折り返した。リードを守り切れないという課題を、後半戦の残り9試合で改善していく。

(取材・文 石川祐介)