美容費は収入の何%が適正?「美容枠」のある家計バランス

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美容費は、生活を楽しむための支出の一つですが、家計の中でどのくらいの割合にするべきか悩む人も多いでしょう。 化粧品や美容院、ネイルなど美容に関する出費は、生活費とは別に発生するため、気づかないうちに増えている可能性もあります。美容費を無理なくねん出するためには、収入全体とのバランスを考えた「美容枠」を設定しましょう。 本記事では、手取り収入に対する美容費の割合を意識しながら、生活費や貯金とのバランスを考える方法について解説します。

美容費は収入の何%がベストなのか

美容費は、収入(手取り)から逆算して決めるのがおすすめです。なぜなら、美容費が家計を圧迫すると、家賃や光熱費など必要経費を支払えない可能性が出てくるためです。
ここでは、収入に対する美容費の割合と美容費の主な支出項目について解説します。
 

収入に対する美容代の割合は世帯人数によって異なる

政府統計ポータルサイトの家計調査のデータによると、収入に対する美容代の割合は以下の通りです。
 

・二人以上の世帯(勤労世帯):約2.7%
・単身世帯(勤労世帯):約3.4%

美容の優先順位は人それぞれである上、生活環境によっても異なります。そのため、美容にかける費用の割合は手取りの3%前後がおすすめです。
具体的な目安として、手取り20万円の場合は6000円、25万円場合は7500円程度が目安です。
生活するには家賃や食費、光熱費、携帯料金などの必要経費を優先しなくてはなりません。ただし、美容費を削りすぎるとかえってストレスになる可能性もあるため、費用を抑える工夫が求められます。
 

美容費の主な支出項目

美容費の主な支出項目は以下の通りです。
 

・化粧品・スキンケア:化粧水、乳液、メイク用品など
・美容院・サロン:美容院、ネイル、まつ毛ケアなど
・美容アイテム:美容家電、美顔器など
・美容関連商品:サプリメント、美容ドリンクなど
・美容消耗品:コットン、フェイスマスク、クレンジングシートなど

このように、項目ごとに整理すると、どの分野にお金を使っているのかが可視化できます。
たとえ購入頻度が低くても、購入する商品が高額の場合「想像以上に年間コストがかかっている」と感じるケースも少なくありません。美容費の中でも支出が多い項目を把握して、家計の見直しにも役立てましょう。

美容費を節約する方法

美容にかかるお金は、化粧品や美容院、サロン利用などさまざまな場面で発生します。気づかないうちに支出が増えてしまい、家計の負担を感じる人もいるでしょう。しかし、美容を楽しみながら支出を整える方法もあります。
ここでは、美容費を抑えるための方法を2つ紹介します。
 

可能な範囲でセルフケアする

美容費を節約する方法の1つ目は、可能な範囲でセルフケアを取り入れることです。例えば、ネイルやヘアケア、スキンケアなどは、自宅で行える方法も増えています。
最近は、セルフネイル用のキットやヘアケア用品なども多く販売されており、「おうち時間」を楽しめるアイテムとしても人気です。
サロンでの施術をすべて自宅ケアに変える必要はありませんが、一部のケアをセルフで行うと美容に使うお金の節約につながります。生活スタイルに合わせたセルフケアを取り入れて、美容費のバランスを整えましょう。
 

価格が安いコスメに変える

美容費を節約する方法の2つ目は、価格が安いプチプラコスメに変えることです。ドラッグストアで気軽に買えるプチプラコスメは購入しやすい価格の商品が多いため、お試しコスメとしても人気です。
例えば、基礎化粧品やベースメイクなど重視したい部分にデパコスを使い、それ以外は手頃な商品を選ぶと美容費のバランスを整えやすくなります。プチプラコスメといっても使わなくては無駄な出費につながるため、テスターや試供品などで使い心地を試してから購入しましょう。

まとめ 美容費は収入とのバランスを考えて「美容枠」を決めよう

美容費を無理なくねん出するためには、収入とのバランスを意識することが重要です。生活費や貯金を優先した上で、自由費の中に美容費の枠を設定すると家計を管理しやすくなるでしょう。
また、美容費の内訳を整理すると、自分がどの項目にお金を使っているのか把握しやすくなります。もし、美容費の割合が高い場合、節約して出費を抑えるのもおすすめです。収入に対して適切な美容費を考えて、家計を整えながら美容を楽しみましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」
政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査 家計収支編 単身世帯」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー