群馬県ヤングケアラー実態調査 家族の世話経験 1割超
群馬県は、家族の世話を担ういわゆる「ヤングケアラー」について、県内の18歳から39歳を対象にした初めての調査結果を公表し、家族の世話をした経験がある人が1割を超えたことが分かりました。
調査は、県内11の地域から無作為に抽出した3300人を対象に行われ、1249人から回答がありました。それによりますと、現在、家族の世話をしている人は4.8%、過去にしていた人を含めると11.0%で、回答者の約1割が世話の経験があるとしています。
年齢別では、35歳から39歳が6.4%と最も高く、次いで23歳から25歳が5.6%でした。世話の対象は祖父母が50.1%でほぼ半数を占め、父母が44.8%と続いています。また、世話の内容は家事が56.3%と最も多く、外出や通院の付き添いなども多くなっています。
一方で、「ヤングケアラー」という言葉の認知度は8割を超えるものの、世話をしている人のうち、自身がヤングケアラーにあたるか「分からない」などと答えた人は、64.1%に上りました。県は調査結果を踏まえ、相談窓口の周知強化や啓発活動の展開などを、一体的に推進していく必要があるとしています。
