ソフトバンク 柳田悠岐「2人で盛り上げられるように」同学年のマエケン撃ちを再現だ!!
13年ぶりの対戦に胸が躍る――。開幕3連勝と好発進したソフトバンクは、きょう31日から楽天と敵地で3連戦。「4番・DH」で3試合連続安打をマークした柳田悠岐外野手(37)は、初戦に先発する同学年の前田健太投手(37)との対戦に闘志を燃やした。前回13年6月1日の対戦では初回に3ランを放っている。あの日以来、NPB公式戦では3度目の対戦で今季1号アーチの期待が高まる。
開幕3連勝で乗り込む杜(もり)の都での今季初戦。最大の注目は柳田だ。今年「楽天モバイル 最強パーク宮城」と名称が変わった敵地で同じ1988年生まれの前田健とぶつかる。右腕にとっては日本球界復帰後初登板。2人の対戦が“最強”の注目マッチアップとなるのは間違いない。
「打席に立ったら普段と変わらないと思いますが、こうしてプロの舞台で戦えることに感謝して試合に準備したいです。数少ない同級生。2人で盛り上げられるように」
前田健が楽天へ加入することが正式に決まった際、柳田は報告を受けた。「まあ、連絡が来て。同じパ・リーグ、どこかでメシに行こうという話はしました」。プライベートでは仲が良いが、グラウンドに立てば互いの最善を尽くす。
2007〜15年に広島でプレーした前田健とはセ・パで分かれていたため、NPB公式戦での対戦は実に13年ぶり3度目となる。前回対戦は13年6月1日にヤフオクドームで行われた交流戦。鷹打線が立ち上がりから襲いかかった。「7番・中堅」で先発出場した柳田は初回に右翼席に3ランを放ち、1/3回、6失点でKO。柳田は「はい、ホームランは覚えてます。うれしかったんでね」と当時を鮮明に覚えている。
ただ、その試合で前田健は右脇腹痛を発症してベストな状態ではなかった。オールスターや日米野球でも対戦した柳田は「すんごい、ピッチャー」と日米通算165勝の右腕をリスペクトしている。久々となる勝負を前に「ゲームになったら敵なんでね。いいピッチャーから、打つしかない」と意気込んだ。
心配された首痛の回復具合も順調で日本ハムとの開幕3連戦には全て「4番・DH」で出場し、打率・308と好調。29日の第3戦では昨季までのチームメート・有原から適時打を放って今季初打点をマークした。打撃については「どうなんですかね。ちょっと分からない」と控えめに話したが“同学年右腕から今季1号”というドラマを演出しそうな雰囲気を漂わせていた。 (井上 満夫)
【柳田悠岐VS前田健太】初対戦は13年5月14日(マツダ)。柳田は5回に代打で登場し、広島のエースだった前田健に空振り三振に抑えられた。前田健は7回5安打1失点で勝利投手。当時のセ・パ交流戦はホームとビジターの両方で行われており、2度目の対戦は同年6月1日(ヤフオクドーム)で実現。「7番・中堅」で先発出場した柳田は初回に右越え3ランを放ち、雪辱した。
