Wソックス・村上 日本選手初!デビューから3戦連発「凄くうれしい」日米通算250本に王手
◇インターリーグ ホワイトソックス7―9ブルワーズ(2026年3月29日 ミルウォーキー)
本当に野球の神様が降臨したかのように、神懸かっていた。ホワイトソックス・村上が日本選手初のメジャーデビューからの3戦連続本塁打を叩き込んだ。2回2死、フルカウントから同じ新人右腕・スプロートの膝元へのカットボールをすくい上げた。打球はジャンプした右翼手のグラブをかすめ、フェンス上部で高く跳ねて後方へ消えた。
「ちょっと詰まり気味だった。何とか入ってくれという思いで走った。凄くうれしい」。 並んでいた06年城島健司(マリナーズ)の2試合連発を抜き、デビュー3戦連発は大リーグでも史上4人目。「そういう記録があるのは知らなかった」と目尻を下げた。現地実況も「ジャパニーズ、センセーショナル!」と興奮を隠せなかった。昨季までDeNAでプレーした同僚のケイは「日本で2年見てきたから驚きはないよ。予想通りだね」と頼もしそうに誇った。
これで同日アーチのブルージェイズ・岡本と並び日米通算249本目で、節目に王手。「課題を克服して、レベルアップにつなげられるようにしたい。努力します」と表情は緩めない。アーチだけでなく1打席目は3試合連続で四球を選び、3戦4四球。ストライクゾーンをしっかり体に落とし込み、打席での結果につなげている。
一方で3年連続で100敗以上し、2年連続地区最下位中のチームは開幕3連敗。それでも26歳のルーキーは「勝つというのは難しい。日本でもそう。いい時も悪い時も、常に準備して頑張っていきたい」。再建中の球団を引っ張る自覚と責任感がにじむ。30日(日本時間31日)の敵地マーリンズ戦で、16年にストーリー(ロッキーズ、現レッドソックス)が樹立したデビュー4戦連発のメジャー記録に挑戦する。
≪デビューからの連続本塁打記録は4試合連発≫大リーグでのデビューからの連続本塁打記録はストーリーの4試合連発。3試合連発は村上の他に今季デビューしたガーディアンズ・デローター(継続中)、19年カイル・ルイス(マリナーズ)がいる。NPBで日本人新人のデビューから3試合連発はなく、2試合連発は24年のDeNA・度会、17年のDeNA・細川(現中日)、81年の西武・石毛宏典らがいる。外国人選手では16年の中日・ビシエド(現DeNA)や13年広島・キラらがデビューから3戦連発している。

