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 ◇明治安田J1百年構想リーグ 神戸2―1広島(2026年3月27日 ノエスタ)

 チームの連敗を「2」で止めたのは、やはり唯一無二のエースだった。同点の後半48分、ポストに直撃した神戸DF広瀬陸斗のシュートに反応したのはFW大迫勇也。「外す方が難しい」と事もなげに振り返ったが、ゴール前でいち早く反応し左足で押し込んだ。

 筋肉系のトラブルで2試合を欠場した。その間、チームは90分間で勝ちきれず、ともにPK戦で黒星。「休んでしまっていたので、結果だけを出そうと思っていた」。後半開始から出場すると巧みなポストプレーで、徐々に流れを引き込んだ。そして土壇場で今季リーグ初得点となる逆転弾。ミヒャエル・スキッベ監督も「大迫が戻ってきたのは嬉しい。彼は自分が輝くだけではなく、キープして時間やスペースを作って味方の大きな助けになってくれる。得点もいるべきところにいるゴールだった」と最大級の賛辞を送った。

 久々の90分間勝利で西地区の首位に返り咲いたが、エースは「最後の試合が終わった時に1位になっていることが大事」と意に介さない。ただ「自然と自分たちの力を出していけば首位にいると思う」と自信も隠さない。よりコンディションを上げ、混戦の西地区から抜け出していく。