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 ◇第6回WBC1次ラウンドB組 イタリア8─6米国(2026年3月10日 テキサス州ヒューストン)

 世界ランキング14位のイタリアが同3位の米国に勝利する“世紀の番狂わせ”を演じた。チームの中心選手であるビニー・パスクアンティノ内野手(28=ロイヤルズ)はいまだ打率・000ながら、勝利に喜びを隠し切れなかった。

 ロイヤルズでプレーし、MLB通算70発の実績を持つパスクアンティノはイタリア代表の中心選手として、打線の中軸を担っている。ただ、ブラジル、イギリス戦は2試合で7打数無安打(2四球)と安打が出ず、この日も空振り三振、見逃し三振、遊ゴロ、一ゴロ、左飛と5打数無安打に終わり、大会打率はいまだ・000だ。

 それでもイタリアは下位打線のティール、カグリオン、アントナチに一発が飛び出す、1〜5番までの上位打線は無安打だったが、8点を奪い“史上最強”の呼び声高い米国に大金星を挙げた。

 試合後、パスクアンティノは「本当に最高の気分だよ。今夜、自分たちのやるべき仕事を果たした。この試合に勝つことは自分たちに課した使命だったんだ」とご満悦。若手に飛び出した本塁打を振り返り「彼らは物怖じしていないし、この舞台のプレッシャーにも負けなかった」と称賛した。

 最後、知っているイタリア語で感想を求められると「ここで教えられるような言葉(放送できる言葉)はないよ!」と大笑いしていた。