春から新社会人で来月上京予定の私、母から「数百円でもいいから手土産を持って必ず引っ越しの挨拶に行きなさい!」と言われた……。今どき「引っ越しの挨拶」なんて必要ですか?

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進学や就職による引っ越しのシーズンが近づいてきましたが、近隣住民に挨拶するかどうかで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 「挨拶回りなんて過去の話では?」「粗品まで準備しないといけないの?」と驚く方もいるかもしれません。本記事では挨拶回りをしている人の割合や、渡す粗品の金額などを詳しく解説します。

約半数の方は引っ越しの挨拶を「していない」と回答

民間の引っ越し見積もりサイトが実施したアンケート調査によると、新居への引っ越しで近隣住民への挨拶回りを「していない」と回答した人が約半数という結果となっています。引っ越しの前後で忙しく挨拶する時間やタイミングがとれなかった人や、余計な人間関係を作りたくなかった人も多いとまとめられています。
近年、引っ越しの挨拶回りは必須ではないという風潮こそあるものの、住みやすい環境を作るためにも挨拶回りはできるだけした方がいいと考えられます。
集合住宅であれば、すれ違う機会や生活音が聞こえてしまうこともある両隣の住民、そして、引っ越し作業の際に騒音で迷惑をかける可能性のある上下階の住民にも挨拶することが推奨されています。
戸建ての場合は、自分の家から見て両隣・真後ろ・向かい3軒に挨拶することが基本とされています。またどちらのケースも大家さんや管理人がいる場合、同じく挨拶回りを済ませておくとさらに好印象につながるでしょう。

7割超の方は引っ越しの挨拶に「粗品を持参」

一方、「株式会社AlbaLink(アルバリンク)」が実施したアンケート調査では、引っ越し経験者に「引っ越しの際、近所に挨拶をするか」を質問したところ、「必ずする・することもある」と回答した人が約7割にのぼりました。
さらにその回答をした人のうち9割超が粗品を「必ず持っていく・持っていくこともある」ことも分かりました。
ちなみに定番の粗品は、お菓子などの消え物、洗剤やタオル、ラップといった生活用品で、引っ越し業者によっては、粗品の進呈と挨拶回りを代行してもらえるサービスもあるようです。
また、同アンケートでは引っ越しの挨拶回りのタイミングについても調査されており、最も多かったのが「当日」で47.8%、次いで「翌日」が27.7%と、全体の7割超が引っ越し当日か翌日に挨拶していることが分かりました。
当日・翌日以外では隣人の在宅の可能性が高い土・日曜日に挨拶するケースも増えているようです。

引っ越し粗品は「500円以上1000円未満」が最多

引っ越しの挨拶回りで渡す粗品の適正価格とはいくらでしょうか。
前述の引っ越し見積もりサイトが実施した別のアンケート調査によると、引っ越しの挨拶回りで渡した粗品の価格帯で最も多かったのは「500円以上1000円未満」で約4割、「1000円以上1500円未満」と合わせて、全体の6割超の人が「500円以上1500円未満」の範囲で粗品を選んでいるようです。
気軽に受け取ってもらえる価格が適切と考えている人が多いことが分かります。
あまりに高額な品になると、相手に「お返しが必要かな?」など不要な気遣いをさせてしまう可能性もあるため、掲題にある数百円の粗品が無難なラインといえるでしょう。

まとめ

引っ越しの挨拶回りは過去の慣習のようにも感じられますが、現代でも多くの人が挨拶回りしていることが分かります。人間関係は挨拶から、というのはいつの時代においても大切な考え方ではないでしょうか。
仮に生活する中で騒音をたててしまったときも、挨拶に来た人と来なかった人では捉えられ方が違うかもしれません。無用なトラブルを避けるためにも、引っ越しのときだけでなく、普段から気持ちのいい挨拶を心がけましょう。
 

出典

株式会社AlbaLink 訳あり物件買取ナビ 【引越しの挨拶をする理由ランキング】男女500人アンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー