あるぞ巨人のクリーンアップ定着 お助け侍・中山礼都の打棒が評価急上昇 不動のレギュラーは目前

侍ジャパンにサポートメンバーとして参加する中山は、一流選手から様々なものを吸収しているだろう(C)産経新聞社
チームから離れているにもかかわらず、その評価は急上昇して、存在感は増すばかり。そんな嬉しい「珍現象」が起きています。
巨人の高卒6年目、中山礼都です。昨シーズンは後半から外野手としてスタメン出場を勝ち取り、キャリアハイの103試合に出場し、打率.265、7本塁打、32打点の好成績を残したバットマン。現在はWBCに出場する侍ジャパンの「サポートメンバー」として、超一流とともにプレーして、そのエッセンスを肌で感じています。
【動画】これぞヤングジャイアンツの躍動!中山礼都の圧巻のタイムリーシーン
侍ジャパンを取材するスポーツ紙の記者は言います。
「中山の評判は、侍ジャパンのスタッフ内でも上々です。宮崎キャンプで2月23日に行われた壮行試合・ソフトバンク戦では侍ジャパンがノーヒットに抑えられていた6回先頭、チーム初安打となるレフト前ヒットを放ち、ベンチを沸かせました。宮崎キャンプ最終日には菅野智之のライブBPで打者を務め、3打席で安打性の当たりを2本放つなど、状態の良さをアピールしています」
中山が成長著しい背景は、技術面にとどまらないと、前述の記者は言うのです。
「宮崎で行われた菊池雄星による決起集会や、菅野が『男気支払い』をしたことで話題になった大阪での決起集会などにも参加して、侍ジャパンの主力から『超一流』の考え方を学んでいる点も大きいでしょう。中京大中京高校のチームメートだった中日の高橋宏斗は、日本代表メンバーに入っていますから『次回のWBCこそは』と燃えているのも想像に難くありません」
ならば中山は今シーズンの巨人で、どのような活躍が期待されるのでしょうか。
「名前の通り『ライト』として、まずはレギュラー定着が当面の目標になるでしょう。そのためにも年々、成長を遂げている打撃面で結果を残したいところ。今季の巨人はキャベッジ、新外国人のダルベック、昨季ソフトバンクから移籍したリチャードらがクリーンアップ候補になりますが、中山が打棒に磨きをかけて15本、20本と打てれば、中軸に定着する可能性も十分あるでしょう」(前述の記者)
今シーズン、巨人の外野は例年以上に激戦区。キャベッジに、日本ハムからFA移籍してきた松本剛、ベテランの丸佳浩に佐々木俊輔、ドラフト4位ルーキーの皆川岳飛らが「3枠」を競います。
「お助け侍」での経験を糧にして、躍進のシーズンにできるか。そのバットに、巨人ファンの熱い視線が注がれそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
