【旅の楽しみ】轢かれたカエルが描かれた標識も!? 北海道にしかない珍しい道路標識を紹介【図解 北海道の話】
北海道にしかない珍しい道路標識がある
固有種が多い北海道ならではの標識
日本でもっとも北に位置する北海道は、地形や気候などの自然環境が本州以南とは大きく異なるため、道内だけで見られる固有の動物も多く存在します。そのため、「動物注意標識」も個性的なものが多いです。
「動物が飛び出すおそれあり」という意味の動物注意標識には、国土交通省が定める「標準(シカ、タヌキ、サル、ウサギの4種類)」があり、それ以外の動物については、各道路管理者がそれぞれの地域の実状に合わせてデザインすることができます。そのため、キタキツネやエゾシカ、エゾヒグマなど本州にはいない固有種が多く生息する北海道では、一風変わった動物注意標識が多いのです。
また、北海道では牛や馬の畜産が盛んな地域が多いため、家畜の道路横断に注意をうながす道路標識も多く、そのバリエーションも豊富です。道路標識とは別に、北海道は市町村の境界に設置される「カントリーサイン」も独特です。
近年、北海道以外の地域でもイラストを用いたカントリーサインを採用する自治体が増えつつありますが、北海道では他地域に先駆けて平成2年(1990)から整備を行っており、現在は道内に179あるすべての市町村で、各地域の名所や特産品などのイラストと市町村名を合わせたカントリーサインを設置しています。
北海道の「動物注意標識」と「カントリーサイン」
動物注意標識
カントリーサイン
昭和53年(1978)に日本最寒気温となる-41.2度を記録したことを記念して作られたモニュメントを描いた幌加内町のカントリーサインと、天然記念物のシマフクロウと知床連山を描いた斜里町のカントリーサイン。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 北海道の話』監修:和田 哲
