日産「コンパクトカーの名車」後継機! 全長4m級の「ちょうどイイサイズ」がイイ! 欧州向け新型「マイクラ」が「“新型”マーチ」として国内復活する「可能性」は何%ある?
かわいさも先進性も満点! 新型「マイクラ」でいまわかっていること「全部書きます」!
欧州でEV(電気自動車)として生まれ変わった新型「マイクラ」が、2025年11月29日の「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」プレスデーに出展されました。
コンパクトカーの名車「マーチ」の系譜を感じさせる愛嬌ある可愛さとモダンなスタイルが、いま国内でも注目を集めています。
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マイクラは、日本ではかつてマーチとして親しまれたモデルの欧州名です。
マーチは日本では2022年8月末、4代目をもって販売を終了しましたが、欧州では2017年に独自の5代目(K14型)としてフルモデルチェンジしています。そして2025年、再び欧州で6代目が発表されました。
ロンドンの「日産デザインヨーロッパ」が担当したというデザインは、かわいらしさとモダンさを融合させたスタイルとなっており、上下に半円を描いた独特のデイライトや丸みのあるヘッドライトは、どこか3代目マーチ(K12)を思い起こさせます。
フェンダーやサイドシルのブラック仕上げによって、コンパクトながら流行りのクロスオーバーテイストを感じさせるところも、トレンドをきっちり押さえている印象です。
また、ドアロック解除時にヘッドライトがウインクするように光る「ウェルカムウィンク」機能は、遊び心と愛嬌にあふれた新要素。リアデザインも、丸型テールランプやブラックガーニッシュが組み合わされ、「マーチらしい可愛さ」と「最新EVらしい先進性」を自然に調和しています。
ボディサイズは全長3974mm×全幅1830mm×全高1499mmと、先代マイクラよりワイドで低いプロポーションへと進化。国内向けのプレミアムコンパクトカー「ノートオーラ」よりもやや小柄ながら、実際に見るとひとクラス上の存在感があります。
標準装備となる18インチホイールも、クルマ全体に高級感と落ち着いた雰囲気を与えています。
インテリアは、日産の最新世代モデルに共通する「モノリス」デザインを採用し、10.1インチのデジタルメーターとセンターディスプレイが横一列に並ぶレイアウトとしたことで、すっきりとした視界と近未来的な雰囲気を演出しています。
JMS2025で見た実車からは、質感の高いインパネや身体を支えるシート形状、機能的なコクピットによって、欧州車らしい洗練さと上質さが感じられました。
プラットフォームには、ルノー・日産・三菱のアライアンスで共同開発したEV専用アーキテクチャの「AmpR Small」を採用。バッテリーは40kWhと52kWhの2種類が設定され、航続距離はそれぞれ約308km/408km(WLTP)と、日常使いには十分な性能を確保しています。
急速充電は最大100kWに対応し、15%から80%までは約30分で充電が可能。充電ポートにはステータスを色や動きで示す演出が用意されており、V2L機能を使えばアウトドアなどで家電へ電力供給することも可能です。
運転支援装備も充実しており、最新の「プロパイロット アシスト」や多彩な安全技術を搭載。「Nissan Connect」と連携すれば、スマホアプリから充電状況のチェックやエアコンの遠隔操作ができ、まさにクルマがスマートデバイス化したかのような利便性を提供してくることでしょう。
そんな新型マイクラの英国での販売価格は、40kWhモデルが2万1495ポンドから2万3495ポンド(約433万円から474万円)、52kWhモデルが2万5495ポンドから2万8365ポンド(約514万円から572万円)となります。
バッテリー容量を考えると、新型「リーフ」(70kWh仕様/約518万円〜599万円)よりもやや割高ではありますが、デザインの完成度や内装の質感、充実した装備内容を踏まえると、十分に妥当といえる価格帯といえるでしょう。

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日産から、新型マイクラの日本導入に関する公式な発表はありません。JMS2025のプレスデーにのみ出展し一般公開日には撤収してしまった理由についても、「あくまでも日産のグローバルでの展開を紹介するため」としています。
仮に新型マイクラが日本に導入されたとしても、欧州仕様のまま導入されるのであれば、軽EV「サクラ」と新型リーフの間を担う高級コンパクトEVとなるため、多くの日本のユーザーが期待する“新型”マーチのイメージとは大きく乖離するでしょう。
したがって、現段階で新型マイクラの国内導入の可能性は限りなく0%に近いというのが正直な見立てです。
ただ、新型マイクラはデザインが秀逸なだけに、このスタイリングのまま、200万円前後で手に入るガソリン車やe-POWER車が存在すれば、日本でも大きな人気を得られると思われ、途端に可能性が高まります。
さらに望みを広げれば、オープンモデルの新型「マイクラ“カブリオレ”」や、かつての「キューブ」のような日本で需要の高い箱型ハイトワゴンといった派生モデルを検討するならば、採算性の面でもさらに期待が持てます。
経営不振で厳しい状況の日産が、また新たなステージへ進もうとしている今こそ、こうした大胆な戦略をもとに、積極的な多モデル展開を大いに期待したいです。
![日産「マーチ」復活の可能性は何%!?[画像は欧州向け「マイクラ」の最新EVモデル]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/4/c419c_1730_376e5a7e_5cbfe882.jpg)
