崖っぷちの後藤未有は“準シード”死守に自信あり「私、追い詰められると力を発揮できるタイプなので」
「前半は結構いい流れで頑張れたけど、後半はなかなかチャンスにつかず、ついても入らずでした。でも、それなりに及第点だったかな」インから出た前半は11番パー5で1.5メートル、12番パー3はピン奥3メートルとショットをピンに絡めてバーディを先行させた。3打目をピン手前2.5メートルにつけた17番パー5でもバーディを奪い、後半は1バーディ・1ボギーのパープレー。出遅れることなく“最終決戦”のスタートを切れたことを自己評価した。シード復活を目指したプロ6年目のシーズンは、前週まで33試合に出て19試合で予選落ち。トップ10入りはMR43位だった23年と同じ5度あるが、安定感に欠けたことで立場は苦しくなった。2週前の「樋口久子 三菱電機レディス」は単独首位で最終日を迎えたが、スコアを伸ばせず5位で終戦。千載一遇の初Vの好機を逃し、前週の「伊藤園レディス」は予選落ち。心は折れかけた。準シードともいえるMR51位から55位までの5枠。「伊藤園で決めるつもりだったのに…。正直、堪えました。メンタルはブレたし、気持ちも落ちていた。『エリエールか…。最後か。大丈夫かな』っていう気持ちで松山に来ました」。17日の月曜日はモヤモヤしたまま練習。リセットできたのは、その日の夜に松山市内で「海鮮とかおいしいものを食べて、お腹がいっぱいになったときかな。気持ちも落ち着きました」と笑い、臨戦態勢を整えた。「きょうは緊張することなくプレーできた。試合中はランキングのことなんて気にする余裕なんてないけど、冷静にできている。守りも、攻めも、うまくできたと思います」MR56位の高久みなみとはわずか0.86pt差。MR57位の吉本ここねとも7.72pt差しかない。シード圏内のMR50 位の櫻井心那とは75.42pt差で、逆転するには単独6位以上が最低条件となる。取りこぼしは厳禁。それでも、プラチナ世代の25歳は自信ありげに、自分に言い聞かせるように、ニヤッと笑って見えを切った「私、追い詰められると力を発揮できるタイプだと思っているので。1つでも上を目指し、きょうのようなゴルフをあと3日続けたい。それで優勝まで行けたら最高です」上だけを見て、下は見ない。求めれば、おのずと道は開けてくる。(文・臼杵孝志)
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