Adobe AcrobatをただのPDFビューアだと思っていません? その進化に驚きますよ
「はいっ、これ読んどいて」と送られてきたPDF。
開けてみる。スクロールする。
ん…? いつまで続くの、スクロール…。
終わらないPDFの読み込み作業、仕事ではあるあるですよね。筆者もこれまでずっと苦しめられてきましたが、ついに解決策、見つけちゃいました。
それが、「Adobe Acrobat」の「AIアシスタント」。最近流行りのAI機能? 侮るなかれ。こやつ、本気の救世主です。
読むコストがゼロに。質問すれば、AIが資料の中身を教えてくれる
Adobe Acrobatは、PDFファイルを閲覧、作成、編集できるソフトウェアです。PDFビューアのイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実はかなり進化しているんです。
Adobe AcrobatにAIアシスタントが搭載されたことで、「PDFに話しかけられる」ようになりました。「は?」と思うかもしれませんが、百聞は一件にしかず。下の画像をみてください。
そう、膨大な情報が詰まった資料も「要約して」とお願いすれば、すぐに章立てにした読みやすい要約を返してくれるんです。
ユーザーがやることは、質問を投げるだけ。AIと会話することで、長い資料の中から必要な情報を拾い読みできるんです。「AIアシスタント」という機能ですが、これが「本当のアシスタント」ですよ。
膨大な情報の渦から、欲しい情報を拾ってくれる
特に便利なのが、ピンポイントに必要な情報をもってきてくれるところ。
新しいマーケティング施策を作るために、情報を収集しているとします。読み込まないといけないのは、総務省が出してる「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」。
100ページにも渡るこの資料を、隅から隅まで読むのはかなり大変です。そこで、AIアシスタントを使って、企画書のために必要な情報だけ、手っ取り早く取得したいとします。
年代別のマーケティング施策を作るために、「各年代のメディアの平均利用時間はどれくらい?」と聞いてみます。すると、該当箇所から情報を引っ張ってきてくれました。
さらに、なんでこんなに世代間ギャップがあるのかと疑問に思ったので、「なぜ年代ごとに利用するメディアに違いがあるの?」と追加質問をしてみると、資料内の別のデータや記述を使って理由を解説してくれました。まるで、文章を深く読み解いた、あなた専属のパートナーがそこにいるみたいに。
私自身、ライターという仕事をしていると、取材前に大量のPDF資料を読み込むことはしょっちゅうあります。これが、実はかなりしんどい。
Adobe Acrobatを使った情報収集は、読むのではなく、まるで詳しい人に尋ねているような体験です。思い浮かんだ疑問を即座に解決できるため時短になるだけでなく、一つの質問から次の質問へと次々と展開させられるので、資料への理解も深まっていくんです。
記事を書くときには、「あれってどういうことだっけ?」を、いちいち読み返す必要がなくなり、すぐに確認できて助かりました。
議事録作成もお手のもの。管理が圧倒的に楽
その他にも、便利だったのが議事録の作成です。
最近では、スマホを使って会議の音声を簡単に文字起こしできますが、録音するだけで終わり、なんてことよくありません? それを、手間なく議事録に変えられるんです。
まずは、文字起こしをしたドキュメントをAdobe Acrobatに読み込ませます。PDFだけでなくWordやPowerPointなど、複数のファイル形式に対応しているのも助かる。
そしてAIアシスタントに、「議事録にして」などと伝えれば、要点の整理や、ToDoまで抽出し、議事録としてアウトプットしてくれます。
ChatGPTなどのAIツールに、文字起こししたテキストを丸ごと投げて議事録化してもらうこともできますが、Adobe Acrobatを使う利点は、ドキュメント単位で管理ができること。
AIアシスタントとの会話履歴はファイルを閉じても残りますし、議事録専用フォルダを作っておけば、情報がとっ散らかることもありません。
安全面で気になることQ&A
と、色々とAdobe Acrobatの魅力を書いてきましたが、それでもやっぱり心配のつきまとうAIツール。以下にサクッと、気になるポイントをQ&A形式でまとめてみました。
Q1: AI アシスタントは誤った回答をしない?
A: Adobe AcrobatのAIは、回答の元となる情報をリンク付きで提示してくれるのが特徴です。ソースを辿り事実確認ができるので、自分のコントロール可能な範囲で誤回答のリスクを低減できます。
また、インターネット上の真偽不明な情報を参照するのではなく、指定した文書内だけを参照するのが一般的なAIツールと違う点です。質問内容が明確で、対象の文書自体に間違いがなければ、外部情報や憶測を含まない精度の高い回答を得られます。
Q2: 社外秘の文書を読み込ませても大丈夫?
A: Adobe AcrobatのAIは、読み込ませた資料やユーザーの文章を学習に利用しないので、機密性が高い情報を扱えることも大きな強みです。
また、書類のアクセス権限を管理したり、パスワードをかけて情報を守ったりすることも可能。Pro版では、見せたくない情報を塗りつぶせる墨消し機能も用意されています。企業やプロフェッショナルな現場でも安心して使えるように設計されています。
閲覧、作成、編集、要約、署名まで、統合されたワークフロー
Adobe AcrobatのAI機能に絞って紹介しましたが、他にも便利な機能がたくさんあります。
Word、Excel、PowerPoint、JPEG、テキストファイルなど、様々な形式のファイルをPDFに変換できるのはもちろんのこと、PDF内のテキストや画像を直接編集できるんです。
さらに、PDF上にコメントをつけたり、複数のPDFをまとめて1つにしたり、新旧のPDFを並べて変更箇所をハイライトさせたり(これは契約書などの確認に便利)、電子署名を依頼できたりと、編集に不向きなイメージのつきまとうPDFを自在に操れるツールが備わっています。
いろいろなツールやアプリを使い分ける必要がなく、PDFでやりたいことを、Adobe Acrobatだけで完結できちゃうわけですね。
書類読み解きのプロ、迎えてみては?
情報がパンパンに詰め込まれたPDFも、もう厄介な相手ではなくなります。Adobe Acrobatを使えば、情報をいつでも簡単に取り出せます。
それによって、人間が本来やるべきことである、新しい発想を組み上げたり、人とコミュニケーションを取ったりすることに、十分に時間を使えるようになるはずです。
Adobe AcrobatのAIアシスタントは、Adobe Acrobatの契約に追加する形で使えます。料金プランは以下の通り。
「Adobe Acrobat料金プラン」
Acrobat Reader:無料
Acrobat Standard:
年間プラン(月々払い):税込1,518円/月年間プラン(一括払い):税込18,216 円/年月々プラン:2,728 円/月Acrobat Pro:
年間プラン(月々払い):税込1,980円/月年間プラン(一括払い):税込23,760 円/年月々プラン:税込3,380 円/月「AIアシスタント料金プラン」
年間プラン(月々払い):税込680円/月年間プラン(一括払い):税込8,080円/年月々プラン:税込980円/月Adobe Acrobatは、ただの文章処理を超え、業務改善までやってのける新しい専属アシスタントです。仕事のスピード、変わりますよ。マジで。
Adobe ブラックフライデーセールが開催中!
11月14日(金)〜11月28日(金)の期間、Creative Cloud 製品が初年度12か月50%オフとなる「Adobe ブラックフライデーセール」が開催されています。Creative Cloud Proには本記事で紹介した「Adobe Acrobat Pro」が含まれます。
Creative Cloud Pro(年間プラン、月々払い/年間プラン、一括払い)Photoshop(年間プラン、月々払い/年間プラン、一括払い)Illustrator(年間プラン、月々払い/年間プラン、一括払い)Premiere Pro(年間プラン、月々払い/年間プラン、一括払い)Adobe Firefly Pro(月々プラン、月々払い、最初の3か月のみ)※Adobe Firefly Pro は条件が異なりますのでご注意ください。
Source: Adobe
