先発登板日に大谷翔平は何をしている? ド軍同僚たちが明かした“舞台裏”「より研ぎ澄まされ、まるで別人のようになる」

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先発登板日に大谷が舞台裏で見せる“姿”とは?(C)Getty Images

 大谷翔平の投打二刀流が現球界にあって「唯一無二」と言われる理由は、多岐にわたる。

 当然ながら本人の図抜けたポテンシャルがあってこそ成り立つものではあるが、それだけでこなせるほどメジャーリーグは甘くない。何よりも打者と投手をこなし続けるだけのフィジカルがなければ継続的なプレーは叶わない。

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 では、大谷はいかなる準備を行っているのか。その一端が同僚たちの証言によって明らかになった。米スポーツ専門局『ESPN』は「ドジャースはオオタニの調整をどう進めているか」と銘打ったリポート記事を掲載。その中で「ずっと、投打の準備をどうしているのかを疑問に思っていた」というテオスカー・ヘルナンデスは「もっと大変な準備をしていると思っていた」と吐露。実際に目の当たりにした“シンプルな光景”を明かしている。

「投げる日の方が練習量はむしろ少ないくらいだ。マウンドに上がるためにエネルギーを温存しているみたいだね」

 世間で騒がれるほどの複雑なルーティンや練習量はこなさないという。『ESPN』によれば、「先発投手」の準備として大谷がこなすのは、相手チームや投手のポイントをまとめた一枚のスカウティングリポートを基に、コーチ陣とミーティングをすることのみだという。

 しかし、投手からすれば、「少ない」とされた準備は驚きでしかないという。「相手の攻撃を把握し、対策をするのは大変な作業だよ」と明かした名投手ブレイク・スネルは、こう続けている。

「両方に集中するのは至難の業だよ。まず、相手がどういう仕掛けをしてくるかとかを知らなければならない。先発登板をする日のショウヘイはそれを頭に入れた上で、すべての相手打者のことも把握する必要がある。普通は極めて難しいことだよ。『どうすればいいのか』と自分の方法を確立するまでには、時間がかかると思う」

 デーブ・ロバーツ監督曰く「先発日のショウヘイはより研ぎ澄まされ、まるで別人のようになる。投球が最優先になる」という大谷。球史に残る記録を生み、お茶の間を賑わせ続ける二刀流は、やはり常人の業ではない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]